こんにちは、長島です。
今回は『ここひえ』を紹介します。
水が蒸発する際の気化熱を利用したパーソナルクーラーです。
ここひえを選ぶ時の参考にしてくださいね。
ここひえとは
水が蒸発する際の気化熱を利用したパーソナルクーラーです。
エアコンと併用する事で、ピンポイントで冷やしてくれます。
エアコンではないので、勘違いされないでくださいね。
私も勘違いしていましたよ。
この勘違いは後で説明したいと思います。
ここひえの種類
■ メーカー
・ Shop Japan(ショップジャパン)
ここひえはショップジャパンのオリジナル商品です。
通販しか購入できないと思っていましたが、私はドン・キホーテで購入しました。
ネットや通販以外にも購入できるみたいですね。
■ 電源とケーブル(ここひえ専用 USB電源 アダプタ)
▪ 電源
・ 入力電圧:AC100V~AC240V 50/60Hz 0.3A
・ 出力電圧:DC5V 2.0A
入力電圧は電圧フリーのAC100V~AC240Vです。
周波数も、50/60Hz共通です。
▪ ケーブル
・ USB ケーブル(付属されています。)
・ コネクタ種類 USB-A、USB Micro
ここひえ専用USB電源アダプタとケーブルが付属されています。
コードの長さは約 1.8mあります。
水さえ入れれば、直ぐにでも使用できますよ。
■ 風量
・ 弱
・ 中
・ 強
風量は、弱・中・強の3段階があります。
風量はあまりないので強で使用される場合が多いと思います。
私もこの夏に購入しましたが、強運転以外では使用していません。
風量を強にしても、扇風機の弱よりも弱いです。
■ 消費電力
・ 5W(風量:強の場合)
消費電力はかなり少ないです。
■ タンク容量
・ 約360ml
タンク容量も少ないです。
タンク容量は少ないですが、1度満タンまで水を入れると、4時間は給水しなくても大丈夫ですよ。
だだし、購入して最初に水を入れた場合には、内部フィルターに水が吸込むので、タンクの約半分近く吸い込まれてしまいます。
最初に水を入れた場合だけは、すぐに追加供給されてくださいね。
ペットボトルの500mlで、丁度良い感じがしました。
■ 外形寸法
・ 幅168×高173×奥行き173mm
170mmのサイコロのような形で、とても小さくなっています。
ここひえのメリット・デメリット
他の冷風扇と比べてみました。
■ メリット
・ 給水するのが簡単。
ここひえは給水タンクが本体側面にあります。
水タンクのみ取り出す事も可能ですし、蓋だけあければ、ペットボトルに入れた水をそのまま給水タンクに入れる事も可能ですよ。
・ 給水タンクの残量が見えやすい。
給水タンク用のライトが搭載されています。
ライトがあるので、水の残量が見やすいです。
ライトも強・中・弱の3段階で調整できます。
■ デメリット
・ 高価。
他の冷風扇は3000円~4000円程度ですが、ここひえは約1万円もします。
ちょっと高いです。
以上、メリット・デメリットでした。
参考になれば幸いです。
ここひえの使い方
■ 各部の名称
・ 本体
出典元:ショップジャパン
・ 付属品
■ 準備
1 給水タンクに水を入れる。
給水タンクを取り出せるので、水道の蛇口まで持って行けます。
上部の蓋も開くので、ペットボトルなどに入れた水を給水口から入れる事も可能です。
2 給水タンクを本体に戻す。
3 USBケーブルを接続する。
本体裏にあります。
付属のUSBケーブルを接続してください。
▪ 接続先
・ USB電源アダプタ
・ パソコン
・ モバイルバッテリ
■ 使い方
1 電源ボタンを押して電源をONにする。
2 風量を調整する。
電源をONにした時には弱の設定になっています。
風量ボタンを押す度に弱➡中➡強と変わります。
3 電源ボタンを押して電源をOFFにする。
もしOFFにしなくても12時間連続で使用すると、自動的にOFFになります。
消し忘れ防止機能が搭載されています。
■ 照明の調整(給水タンク照明)
ライトのボタンを押すと色が変化します。
お好みの色で設定する事が可能ですよ。
明るさの調整もできるので、ベッド付近で使用される場合には、簡易の照明としても使用する事が可能です。
ただし照明ほどの明るさはありませんよ。
■ お手入れ
・ 本体内部
防カビ抗菌フィルターと給水タンクを取り外 し、柔らかい布で汚れを拭き取ります。
・ 防カビ抗菌フィルター
1か月に1度は、水洗いします。
ホコリが付着した場合 は、綿棒で軽くこすって ください。
・ ホコリとりフィルター
取り外して掃除機で、ホコリを吸い取ります。
取りはずす時には、つまみを引っ張って取り外します。
取付ける時には、「UP」と書かれた方を上にしてツメ部分を本 体背面の吸気口に差し込みます。
カチッと音がするまで 閉じます。
■ 防カビ抗菌フィルター交換
メーカー推奨としては、 1 シーズンで交換することをおすすめしているみたいです。
下の写真が、防カビ抗菌フィルターです。
カスタマーサービスセンター
0120-096-013
に、連絡すると購入できるみたいですよ。
1 風量を「強」にして運転させ、防カビ抗菌 フィルターを十分に乾燥させます。
2 乾燥後、電源アダプタとUSB ケーブルのコネクタを抜きます。
3 前面パネルを取り外します。
4 防カビ抗菌フィルターを取り外します。
5 新しいフィルターを取り付けます。
6 前面パネルを取り付けます。
上記手順にて交換してくださいね。
■ 注意する事
・ 12時間でOFFになる。
連続で12時間使用すると、自動的に電源がOFFになります。
故障ではないので勘違いされないでくださいね。
・ 運転中に蓋をあけない。
運転中に表の蓋(ルーバー)をあけると電源ランプが消え、給水タンクの照明が点滅します。
蓋があいていますと、お知らせしてくれる機能だと思いますので、もしあけた場合には、速やかに戻してくださいね。
蓋をしめるまでは点滅し続けます。
・ 水の供給
最初の水供給時は、直ぐに追加供給してください。
内部フィルターに水が吸込まれてしまい、満タンに入れた水が約半分になってしまいます。
直ぐに追加供給してくださいね。
・ フィルターを乾燥させて保管する。
使わなくなった時には、タンクの水を捨てて、ファンだけ動かし乾燥させます。
フィルターが濡れたまま保管するするとカビが生えてしまう可能性もあるので、乾燥させてから保管するようにしてくださいね。
もしフィルターにカビが生えてしまった場合にも、カスタマーサービスセンターに連絡すれば、購入できるみたいです。
■ ショップジャパン カスタマーサービスセンター
・ 電話:0120-096-013
・ FAX:0120-700-037
・ mail:info@shopjapan.co.jp
温度変化表
私がいつも作業している場所で、朝の8:00~17:00までの温度を測定してみました。
下の表で確認してくださいね。
時間 | 扇風機(8/4) | ここひえ(8/5) | 扇風機+ここひえ(8/6) |
8:00 | 28.5 | 28.7 | 28.3 |
8:15 | 28.0 | 28.5 | 28.0 |
8:30 | 27.5 | 28.4 | 28.5 |
9:00 | 27.7 | 28.3 | 28.5 |
9:30 | 28.0 | 28.4 | 28.6 |
10:00 | 29.0 | 28.5 | 29.0 |
10:30 | 29.5 | 28.7 | 29.4 |
11:00 | 30.0 | 29.4 | 29.7 |
12:00 | 30.5 | 30.0 | 30.1 |
13:00 | 31.3 | 30.7 | 30.8 |
14:00 | 31.3 | 31.1 | 31.2 |
15:00 | 31.4 | 31.2 | 31.8 |
16:00 | 31.7 | 31.2 | 31.8 |
17:00 | 31.7 | 31.2 | 31.8 |
1日ごとで測定したので、気温に違いがありますが、このような結果になりました。
上の表で分かる通り、ここひえを使用しても、周囲の温度を下げる事ができません。
ココが大きな勘違いでした。
かなり期待して購入しましたが、残念な結果になってしまいました。
取説にも記載している通り、エアコンとの併用で使用しないとダメみたいですね。
カタログやテレビショッピングなどで、周囲の温度マイナス13℃と記載していますが、実際に測定した感じだとマイナス1.7℃でした。
朝一の温度が28.7℃の時に、ここひえの吹き出し口の目の前に温度計を置いてみました。
期待とはうらはらに、温度計が27.0℃までしか下がりません。
カタログには、『 最大約ー13℃の冷たい風 』 と記載していたので期待していましたが・・・
エアコンの冷たい風に水分を含ませる事で、マイナス13℃まで下げられるかも知れませんが、暑い場所で湿気が多い場所ではマイナス13℃にはならないのかも知れませんね。
事務所のエアコンが効いている場所でも、エアコンの風があたる場所とあたらない場所では、体感温度が違います。
男性と女性でも違うので、エアコンの設定温度が高い場所では、スポット的に冷たくしたい場合には、有効だと感じました。
自宅で使用した感じだと、ふろ上がりに使用しましたが、周囲よりも冷たい風が出ているので心地よかったですよ。
温度が高い場所では効果がないと思います。
使用する場合には、エアコンが効いている部屋で使用するようにしてくださいね。
私のオススメ工具
まとめ
今回はここひえを紹介しました。
水が蒸発する際の気化熱を利用したパーソナルクーラーです。
エアコンと併用する事で、ピンポイントで冷やしてくれます。
ここひえ自体がエアコンの代替えになる機能はありません。
暑い場所を冷やせません。
私みたいに、勘違いされないでくださいね。
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