こんにちは、長島です。
今回は『充電式ミニドライバー』を紹介します。
ドライバーの形をした充電式工具です。
充電式ミニドライバーを選ぶ時の参考にしてくださいね。
充電式ミニドライバーとは
ドライバーの形状をした充電式工具です。
先端が6.35mmのビットタイプになっているので、ビットを交換して使用する事が可能です。
プラスドライバーもマイナスドライバーも先端が命です。
先端が使えなくなって交換する事がありまが、この充電式ミニドライバーは、先端が6.35mmのビットタイプになっているので、先端が悪くなったとしてもビットを交換するだけで繰り返し使用する事が可能です。
しかも充電式になっているので、負荷がかからない時は充電で送り、最後の締付けは手でグッと締付けます。
少しお高いですが、制御盤のネジの締付けや、配線器具の取付けに便利だと思っています。
充電式ミニドライバーの種類
■ メーカー
・ HOVIDADA(ホビダダ)
・ Panasonic(パナソニック株式会社)
・ VESSEL(株式会社ベッセル)
・ VOICE(株式会社VOICE)
他にも沢山あると思いますが、充電式ミニドライバーを販売している代表的なメーカーを記載しています。
■ バッテリサイズと容量
・ 3.7V - 0.85Ah
他の充電式工具よりも電圧と容量が小さいです。
ドライバーの形状をしているので、致し方ないのかも知れませんね。
■ 充電方式と充電時間
・ USB
USB(Type A)と、microUSB(Type B)になっています。
USB(Type A)と、microUSB(Type B)といわれてもどのような形状をしているか分かりませんよね。
イメージ的には、スマートフォンの充電器に使われるUSBかなって感じだと思いますが、私もなんとも言えないで調べてみました。
・ USB(Type A)
・ microUSB(Type B)
これで充電ができるみたいです。
USB充電ケーブルは付属されているみたいですが、USB用のACアダプタは付属されていないみたいです。
USB ACアダプタは、PC・スマートフォン・iPhone・タブレットの充電器でご利用ください。
充電時間は・・・
■ チャック
・ 6.35mm
6.35mmのビットが取付けられるサイズになっています。
ビットが取付けられるようになっているので、先端がカケたり、折れた場合でも先端を交換するだけで繰り返し使用する事が可能です。
■ 最大トルク
・ 充電:1~3(N・m)
・ 手回し:8(N・m)
充電で回転させると最大トルクが1~3(N・m)、手回しで回転させると最大トルクが8(N・m)に、なっています。
■ 回転数
・ 230(回/分)
ドライバーでネジを緩めたり締付けたりするのは時間がかかりますよね。
その場合には、送りネジを充電で、増し締めを手回しで、このように分けて使用すると便利ですよ。
手回しで、一分間に230回も回わすと腕がパンパンになって疲れてしまいます。
充電するのが少し面倒ですが、充電さえすればドライバー感覚で使用する事ができますよ。
■ サイズと重さ
・ 長さ : 128
・ 太さ : 45mm
・ 重さ : 0.165g
ドライバーより少し重たいくらいです。
大きさはちょっと大きいのかなって程度ですよ。
あまり気にならない大きさです。
ドライバーホルダーにも取付けられますよ。
充電式ミニドライバーのメリット・デメリット
ドライバーと比べてみました。
■ メリット
・ 先端が交換できる。
ビットタイプになっているので、先端が潰れた場合にも交換する事が可能です。
・ 充電式工具になっている。
充電式工具なので、ネジ等を手回わしする必要がありません。
ですがトルクが1.0(N・m)と小さいので、増し締めは手回しするようにしてください。
・ 作業が早い。
充電式工具なのでスピーディーに作業する事が可能です。
■ デメリット
・ 高価。
充電式工具なので少しお高いです。
定価で7900円もします。
ドライバーが5~600円くらいなので、約13倍もします。
・ バッテリが交換できない。
本体に内蔵しているバッテリにUSBで直接充電するタイプです。
予備のバッテリに付け替える事ができません。
以上、メリット・デメリットでした。
充電式ミニドライバーは、配線器具の取付けや制御盤のネジの締付けに便利だと思います。
ドライバー感覚で腰道具の取付け、充電式工具のように使用できます。
リチウムイオン電池になっているので、自然放電の心配もありませんよ。
バッテリ容量が小さいので、動きが遅くなってきたかもと感じた時には充電するようにしてください。
充電式ミニドライバーの使い方
■ Panasonic 充電ミニドライバー miniQu EZ7412S-B(黒)の場合
コンセントを取付ける場合
① ビットを取付ける。
プラスビットを取付けてください。
いつもプラスビットが付いている場合には、不要です。
② コンセントに電線を差す。
プラス・マイナス(N)を確認しながら取付けてください。
表からみて穴が短い方(右側)がプラスで、穴が長い方(左側)がマイナスになっています。
③ コンセントを裏ボックスに取付ける。
4mmのネジで固定します。
ネジを送る時に充電でおくり、増し締め確認の時には、手回しで確認しながら締付けます。
水平器をあてながら締付けてください。
④ プレートを取付ける。
⑤ もう一度水平を確認する。
以上、充電ミニドライバーの使い方でした。
充電ミニドライバーは4mm程度の小ネジを締付ける時に便利です。
充電タイプなので、手が疲れなくて便利ですよ。
私のオススメ工具
まとめ
今回は充電式ミニドライバーを紹介しました。
ドライバーの形状をした充電式工具です。
小さい小ネジを締付ける時に便利です。
先端が6.35mmのビットタイプになっているので、先端が潰れたとしてもビットを交換するだけで繰り返し使用する事が可能です。
検討してみてはいかがでしょうか。
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