こんにちは、長島です。
今回は『充電式ラジオ付テレビ』を紹介します。
充電式タイプのラジオ付テレビです。
前回、充電式ラジオを紹介したので、今回は充電式ラジオ付テレビを紹介しようと思います。
充電式ラジオ付テレビを選ぶ時の参考にしてくださいね。
充電式ラジオ付テレビとは
充電式タイプのラジオ付テレビです。
充電式工具のバッテリが共通で使用する事ができます。
バッテリで視聴する事ができますが、ご家庭にあるAC100Vでも視聴する事も可能です。
Hybridタイプになっていますよ。
バッテリも14.4Vや18Vが共通で使用できるのは有難いですね。
Makitaだけは、10.8Vのバッテリが使用できます。
HiKOKIもMakitaもリチウムイオン電池のスライドバッテリのみ使用可能になっています。
充電式ラジオ付テレビの種類
■ メーカー
・ HiKOKI(工機ホールディングス株式会社)
・ Makita(株式会社マキタ)
他にもあると思いますが、充電式ラジオ付テレビを販売している代表的なメーカーを記載しています。
2019年まではHiKOKIしかありませんでしたが、2020年よりMakitaからも充電式ラジオ付テレビが販売されています。
Makitaとは逆にHiKOKIの充電式ラジオ付テレビは、2019年までは生産していましたが、2020年より生産していないみたいです。
在庫僅少品になっているので、残念ながら在庫が無くなり次第販売されなくなってしまいます。
■ 主な機能
・ デジタルテレビ
・ FMラジオ
・ AMラジオ
・ 音楽
テレビ・ラジオ・音楽が視聴できます。
テレビやラジオはアンテナで受信していますが、音楽はSDカードやUSBメモリーに記憶させたものも聴く事ができますよ。
AUX端子が付いているので、音楽機器から有線で接続させる事も可能です。
その他にも、Bluetooth機能も搭載されているので、Bluetooth機能が搭載されている音楽機器でBluetoothで本体に飛ばし、音楽を聴く事も可能です。
■ テレビ
・ 地上波デジタル
・ ワンセグ放送
ご家庭で見られる地上デジタル放送と、スマートフォンや車で見られるワンセグ放送の両方に対応しています。
デジタル放送で受信できるレベルだと地上デジタルで写し、地上デジタルが受信できないレベルだとワンセグ放送に切り替わります。
■ 画面サイズ
・ HiKOKI 8インチ
・ Makita 10インチ
Makitaのテレビは10インチもあり大きくなっています。
HiKOKIが8インチなので、Makitaの方が2インチも大きくなっています。
ご家庭のテレビの感覚だと2インチくらい大きくなっても、さほど大差はないような感覚だと思いますが、小さいテレビでの2インチはかなり違ってきますよ。
■ 電源
・ AC100V
・ 充電式スライドバッテリ(10.8V・14.4V・18V)
ご家庭で使用されるAC100Vと、充電式スライドバッテリの10.8V・14.4V・18Vで使用可能です。
10.8VだけはMakitaだけになっています。
ACアダプタは付属品で、標準装備されています。
充電式スライドバッテリと充電器は、セット品のみ付属されています。
■ その他の機能
・ 衝撃吸収(HiKOKIのみ)
緩衝ゴム+特殊樹脂フレームが搭載されているので、誤って落下させた時の衝撃を抑えてくれます。
・ リモコン
離れた場所からの操作が可能です。
・ 防水仕様
IPX4(生活防水)
水に濡れても大丈夫なように、生活防水程度ですが防水仕様になっています。
・ AUX端子(HiKOKIのみ)
AUX専用のコードを利用して、音楽機器を繋げば、設定不要で音楽が聴けます。
・ バックアップ電池(HiKOKIのみ)
設定した内容が保持される機能です。
・ Bluetooth機能
充電式ラジオ付テレビとBluetoothで繋げば、コード不要で音楽が聴けます。
・ ACアダプタ
AC電源がある場合には、AC100Vも利用できます。
■ Makita Q&A
充電式ラジオにはバックアップ電池がありましたが、充電式ラジオ付テレビには搭載されていません。
疑問に思ったので、Makitaの営業所に聞いてみました。
Q 充電式ラジオ付テレビにバックアップ電池を取付ける場所はありますか。
A ありません。
Q なぜ付いていないのでしょか。
A 明確な回答ではありませんが、テレビはラジオよりも電波が沢山あるので、プリセット機能が不要と判断されたのではないでしょか。
移動されることを前提としていますので、プリセット機能があっても移動すると前にプリセットされた情報が利用できる可能性が低いと思います。
それよりも、新しくサーチして、最適な映像が届けられるようになっていると思います。
以上、Makita Q&Aでした。
丁寧に対応して頂きました。
担当してくださった方、ありがとうございました。
確かに、テレビのチャンネルは同じ市内であっても数種類の周波数になっています。
少し移動しただけでもチャンネルが違います。
ラジオよりもテレビの機能を重視すると不要なのかも知れませんね。
■ 視聴時間
18Vのバッテリを利用した場合の視聴時間です。
メーカーによって多少の誤差がありますが、目安として参考にしてくださいね。
■ 防災用コンボキット
Makita から災害時に必要な、防災用コンボキットが販売されています。
▪ セット品内容
・ LEDワークライト
・ 充電式ラジオ付テレビ
・ バッテリ
・ 充電器
・ ツールバック
上記、5種類のセット品になっていますよ。
バッテリが、10.8V・14.4V・18Vまで使用可能です。
災害が起きた時にツールバックを持って行くだけで、災害時で必要なライトやラジオ、それにテレビまでもが見られるセットになっているので安心ですよ。
それにUSBが差しこめるので、携帯の充電も可能ですよ。
リチウムイオン電池になっているので、自然放電しにくくなっています。
一度充電しておくと、しばらくの間は使用できると思います。
いざと言う時に、『バッテリがない!』などのトラブルも少ないと思います。
残念な事にバッテリが1本しか付いていないので、予備のバッテリがあれば安全ですね。
コンボセットを検討している方には、予備のバッテリをオススメします。
検討してみてはいかがでしょうか。
充電式テレビのメリット・デメリット
充電式ラジオと比べてみました。
■ メリット
・ テレビが見られる。
ラジオはもちろんの事ですが、テレビも視聴できます。
とても便利ですね。
・ SDカードやUSBが使える。
SDカードやUSBに入れた音楽が聴けます。
SDカードが利用できるのはHiKOKIだけです。
■ デメリット
・ 高価。
バッテリと充電器のセットで6万円を超えてしまいます。
Makitaの防災用コンボセットだと、10万を越えてしまうセット品もあります。
・ 種類が少ない。
ラジオに比べて種類が少ないです。
各メーカーとも1種類しか販売されていません。
HiKOKIとMakitaでも比べてみました。
■ HiKOKI
▪ メリット
・ 見やすい。
本体を床に直接置いた場合、画面が斜めになっているので見やすいと思います。
・ 衝撃に強い。
衝撃に強いプロテクションフレーム構造になっています。
現場で使用するには向いていると思います。
・ 安価。
Makitaよりも2万円ほど安いです。
▪ デメリット
・ 在庫僅少品になっている。
2019年までは生産していましたが、2020年より生産していないみたいです。
在庫僅少品になっているので、在庫が無くなり次第販売されなくなってしまいます。
・ 本体が大きい。
横幅が100mmも大きいです。
・ 画面が小さい。
Makitaの画面よりも2インチ小さい、8インチになっています。
・ 画面保護がない。
画面を保護するカバーがありません。
移動時や車内に置いておく時には注意されてくださいね。
■ Makita
▪ メリット
・ 画面が大きい
HiKOKの画面よりも2インチ大きい、10インチになっています。
画面が大きいのは有難いですね。
・ 画面の保護カバーがある。
画面全体を保護しているカバーが付いています。
▪ デメリット
・ セット品がない。
充電器とバッテリのセット品がありません。
もしセット品が欲しい場合には、防災用コンボキットを検討されてくださいね。
LEDワークライト・充電式ラジオ付テレビ・バッテリ・充電器・ツールバックの5点セットになっています。
災害時に必要だと思われる機器のセットになっています。
残念な事にバッテリが1つしか付いていません。
このセット品に興味がある方は、予備のバッテリも検討されてくださいね。
・ AUXがない。
AUXコードがさせる場所がありません。
音楽を聴きたい場合には、USB又はBluetoothの利用で聴く事が可能です。
・ バックアップ電池がありません。
場所を移動するたびにリセットされるので、毎回自動サーチしなくてはなりません。
以上、メリット・デメリットでした。
HiKOKIのラジオ付テレビは在庫僅少品になっています。
在庫が無くなり次第販売されなくなってしまいます。
もしHiKOKIの工具で揃えている方で、ラジオ付テレビを検討されている方には、早めの購入をされた方がよいかと思います。
私もHiKOKIで揃えているので検討していますよ。
充電式テレビの使い方
Makita 充電式ラジオ付テレビ TV100 で、説明したいと思います。
■ 事前準備
① miniB-CASカードを挿入します。
ご家庭にあるテレビにも、B-CASカードを取付けないとテレビが視聴できないと思います。
充電式ラジオ付テレビも同様にB-CASカードの小型版、miniB-CASカードを挿入してください。
② 電源を取付ける。
・ バッテリの場合
14.4Vと18Vは同じ場所です。
10.8は違う場所です。
同時に2種類のバッテリを付ける事はできませんよ。
・ ACアダプタの場合
向かって右側面に接続端子があります。
ゴムカバーをあけて差し込んでください。
③ リモコンに電池を入れる。
リモコンカバーのふたを開けて単4電池2本取付けます。
プラス・マイナスに注意して取付けてくださいね。
④ アンテナを準備する。
本体に折りたたんであるアンテナを立ててください。
映像が映らない場合には、外部アンテナも立ててください。
ご家庭で視聴する場合には、壁に付いているテレビコンセントも利用できます。
外部アンテナ端子とテレビコンセントをテレビ用コードで接続します。
■ 使い方(初期設定)
① カバーを開ける。
② 電源を入れる。
③ ソースボタンを押します。
④ デジタルTVを選択します。
⑤ 自動サーチを選択します。
⑥ 自動サーチを実行する。
チャンネルサーチが始まり、検索が終了すると、受信したチャンネルの 放送局画面に切り替わります。
■ 使い方(チャンネル選択)
① チャンネルを選びます。
本体でも、リモコンでも選べます。
② 見たいチャンネルに切替えます。
■ テレビアンテナ切換
① ソースボタンを押します。
② デジタルTVを選択します。
③ テレビアンテナ切換を選択します。
④ 利用したいアンテナを選択します。
本体以外を選択する場合には、事前に外部アンテナを設置させておきます。
本体アンテナ:本体のロッドアンテナを使用するときに選びます。
付属外部アンテナ:付属のマグネット付きアンテナを使用するときに選び ます。
外部アンテナ:UHFアンテナを使用するときに選びます。
■ ラジオの使い方
① ソースボタンを押します。
② FM・AMを選択します。
お聴きになりたい方を選択してください。
・ FMの場合
・ AMの場合
③ 自動サーチを選択します。
・ FMの場合
・ AMの場合
④ 「自動サーチを行います。よろしいですか?」と表示されたら、[Yes]を 選びます。
⑤ チャンネルサーチが始まり、検索が終了すると、電波の強い放送局が自 動的に最大20チャンネル登録されます。
手動で設定したい場合には、手動設定を選択して周波数を合わせます。
お好みで設定してくださいね。
■ Bluetooth機能(ペアリング)
Bluetoothを利用する前にはペアリングの登録が必要です。
ペアリングは1台だけしかできません。
① ソースボタンを押します。
② Bluetoothを選択します。
③ Bluetooth機器の取扱説明書に従って、Bluetooth接続用の 画面を表示します
④ 接続確認します。
接続済の表示がでたら接続完了です。
1度ペアリングすると自動で接続されます。
■ Bluetooth機能(音楽を聴く場合)
① ソースを押します。
② Bluetoothを選択します。
③ 画面に「接続済」と表示されます。
④ 再生する。
お手持ちのBluetooth機器で音楽を再生すると、本製品のスピーカーから音楽が流れます。
以上、Bluetoothで音楽を聴く手順でした。
USBでも音楽が聴けますが、USB ➡ 音楽 ➡ ファイル ➡ 再生 の手順で進みます。
動画の場合にも同様に、USB ➡ 動画 ➡ ファイル ➡ 再生の手順で進みます。
■ 取扱説明書
・ HiKOKI UR 18DSML
・ Makita TV100
HiKOKIとMakitaの充電式ラジオ付テレビの取扱説明書を添付しておきます。
色の調整や画面のサイズ変更などは、添付してある取扱説明書でご確認ください。
■ 注意する事
① miniB-CASカードには上下左右の向きがあります。
間違えるとテレビが視聴できないので、挿入向きを確認しながら最後まで挿入してください。
② 電源を抜くとリセットされる。
バッテリ又はACアダプタを抜くと設定がリセットされます。
最初から設定が必要なので、設定からやり直してください。
HiKOKIのラジオ付テレビは、バックアップ電池を取付けられるようになっているので、設定が不要になっています。
ただし、移動するとテレビの受信チャンネルが変わっている場合もあります。
画像が映らない場合には、もう一度設定してくださいね。
私のオススメ工具
■ ラジオ付テレビ
■ 災害時のセット品
まとめ
今回は充電式テレビを紹介しました。
充電式ラジオのテレビの機能が搭載された充電式ラジオ付テレビです。
地上波デジタルやワンセグ放送にも対応されています。
充電式バッテリの他にも、ご家庭で使用されるAC100Vの両方で使用できるHybridタイプになっていますよ。
HiKOKIのUR 18DSMLは在庫僅少品になっています。
在庫がなくなり次第終了になっていますので、もしHiKOKIの充電式ラジオ付テレビを検討されている方は、早く購入された方がよいと思いますよ。
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