こんにちは、長島です。
今回は『ハンマー』を紹介します。
釘や杭を叩く時に便利な工具です。
ハンマーを選ぶ時の参考にしてくださいね。
ハンマーとは
釘や杭などを打ち込む工具です。
呼び方はハンマーと言う人もいれば、トンカチや金槌(かなづち)など様々です。
細かい作業に使用する小さい物から、杭を打ち込む大きな物まであります。
多くの種類のハンマーがありますので、作業内容に合わせたハンマーを使い分ける事をオススメします。
ハンマーの種類
■ メーカー
・ DENSAN(ジェフコム株式会社)
・ DOGYU(土牛産業株式会社)
・ FUJIYA(フジ矢株式会社)
・ KTC(京都機械工具株式会社)
・ MARVEL(株式会社マーベル)
・ OH(オーエッチ工業株式会社)
・ PRO MATE(ミノル工業株式会社)
・ TAJIMA(株式会社TJMデザイン)
・ TONE(TONE株式会社)
他にもあると思いますが、ハンマーを販売している代表的なメーカーを記載しています。
私はDENSANのハンマーを使用しています。
■ ハンマーの種類
・ スチールシャフト
出典元:土牛産業株式会社
・ グラスファイバーシャフト
・ 木柄シャフト
・ 技シリーズ
・ 解体用ハンマー
・ ネールハンマー/2×4ハンマー
・ トンカチシリーズ
・ 板金用/溶接用ハンマーシリーズ
・ 電工/溶接用ハンマーシリーズ
・ ショートハンマーシリーズ
・ 大工用玄能シリーズ
・ 樹脂フェイス/ラバーハンマー
・ パイプ柄石頭槌/両口ハンマー
様々な種類のハンマーがあります。
■ 職種と相性の良いシャフト
・ 大工さん
スチールシャフト・グラスファイバーシャフト・木柄シャフト
・ 土木屋さん
パイプ柄石頭槌/両口ハンマー
・ 電気屋さん
電工用
上記のハンマーが向いていると思います。
持つ部分が木・鉄・プラスチックなどがあります。
DOGYUからは沢山の種類のハンマーが販売されていますよ。
■ 私が持っているハンマー
▪ 大工用ハンマー(メーカー・型番は不明です。)
▪ DENSAN チャンネルソケットハンマー DH-270S
・ 柄の根元 (17mmのナットの締め付けができます。)
▪ セットハンマー(メーカー・型番は不明です。)
上記の写真のハンマーは、私が持っているハンマーです。
打ち込むものによって使い分けています。
■ ハンマーの選び方
ホームセンターや金物屋さんで購入を検討している方は、ハンマーを触ることができると思います。
色々なハンマーがあると思いますが、自分の好みで選んでもいいと思います。
ですが、ハンマーはバランスが大事です。
ハンマーを手に持って、軽く握り上下に振り下ろしてみてください。
数十回振っても先端が傾かない物をオススメします。
バランスが悪い物は、ハンマーを振っていると、左右どちらかに傾いて行く感じがすると思います。
そのようなハンマーはバランスが悪い証拠なので、やめておきましょう。
振ってみると分かると思いますが、木でできている柄の方がバランスが良いのが分かると思います。
特にこだわっているハンマーがなければ、木の柄をオススメします。
ハンマーのメリット・デメリット
大工用ハンマーと電工用ハンマーを比べてみました。
■ 大工用ハンマー
▪ メリット
・ バランスがいい。
長く使っていても疲れないようにバランスよく作られています。
電工用ハンマーと比べてみると分かりやすいと思います。
・ 長さや重さがイロイロある。
種類が豊富なので、自分好みの一本が見つかると思います。
叩くものによって選んでください。
▪ デメリット
・ 重い
大工用ハンマーは電工用ハンマーに比べて重いです。
しかしバランスよく作られているので、使っている時は重さは気にならないと思います。
■ 電工用ハンマー
▪ メリット
・ 柄の部分で17mmのナットが締め付けられるようになっている。
電気工事は露出配管やレースウェイ配管等で17mmのナットを使用する頻度が高いです。
その為に、ハンマーの柄部分に17mmのナットが締め付けできるような工夫がされています。
・ 軽い
大工用ハンマーに比べて軽いです。
▪ デメリット
・ バランスが悪い。
数十回ハンマーを振っていると、ヘッド部分が傾いていく感じがします。
柄を強く握らないと斜めになります。
・ 長時間使用していると疲れる。
ハツリ作業等で、長時間ハンマーを振っていると、大工用ハンマーに比べて疲れます。
強く握らないとヘッドが斜めになるのが原因かも知れませんね。
電工ハンマーは電気工事をしている人しか使用しないハンマーだと思います。
電工以外は、大工用ハンマーがいいと思います。
ハンマーの使い方
■ 釘を打ち込む場合
① 木と木を合わせます。
② 釘の根元を利き腕の反対側で持ち、利き腕でハンマーを持ちます。
③ 釘を木にあて軽くトントンと軽く叩きます。
釘の先端が木に入ればOKです。
④ 釘を持っている手を離し、釘を根本までハンマーで打ち込みます。
真っすぐに打たないと釘が曲がるので注意してくだい。
簡単ですよね。
ハンマーを使用しか事がない人は、釘が曲がってしまう可能性があります。
ハンマーを垂直におろすようなイメージで叩いてくださいね。
▪ 息子にハンマーを使わせてみました。
私の息子が小学6年生の時に、夏休みの工作で木の椅子を作りました。
ハンマーをあまり使用した事がなく、私に作ってくれと頼まれましたが、自分で作るように言って作りませんでした。
最初は釘が真っすぐに打てず、釘が曲がっていましたが、最後の方では真っすぐに打てるようになっていましたよ。
最初は無理でも、数をこなせばできるようになります。
良い経験ですよね。
私のオススメ工具
■ 大工用ハンマー
釘を沢山打つ時にオススメ
■ 電工ハンマー
電気工事士にオススメ
■ セットハンマー
杭や大きい物を打ち込む時にオススメ
■ 大ハンマー
セットハンマーと同様に、杭や大きい物を打ち込む時にオススメ
■ プラスチックハンマー
ヘッド部分がプラスチック製になっているハンマーで、叩くものにキズを付けたくない時にはオススメ
■ ラバーハンマー
ヘッド部分がゴム製になっているハンマーで、叩くものにキズを付けたくない時にはオススメ
まとめ
今回はハンマーを紹介しました。
沢山のメーカーから、沢山の種類のハンマーが販売されています。
種類が沢山ありすぎて何がいいのか分かりませんよね。
私がいいと思うハンマーを、上記の『私のオススメ工具』に、まとめてみました。
選ぶ時の参考にして下さいね。
釘や杭を打ち込む時には便利な工具です。
ご家庭に一本あると便利だと思いますよ。
持っていない方は、検討してみてはいかがでしょうか。
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