こんにちは、長島です。
今回は『充電式ファン』を紹介します。
夏の暑い現場で使用する工具です。
暑さを和らげてくれますよ。
工具を選ぶ時の参考にしてくださいね。
充電式ファンとは
簡単に言うと、扇風機です。
バッテリー駆動でモーターを回転させ風を送ります。
扇風機に充電式はありませんが、HiKOKIとMakitaから充電式ファンが販売されています。
扇風機よりも小さくて軽いファンです。
サーキュレーターとも呼ばれています。
充電式ファンの種類
■ リスト
数が少ないのでリストを出してみました。
上記、5種類しかありません。
■ メーカー
・ HiKOKI(工機ホールディングス株式会社)
・ Makita(株式会社マキタ)
私が知らないだけかも知れませんが、上記2メーカーしかありません。
■ バッテリーサイズ
・ 10.8V
・ 14.4V(14.4Vー18V兼用型)
・ 18V(14.4Vー18V兼用型)
14.4Vと18Vは電圧が両方使用できる、兼用型になっています。
お持ちの充電式工具とメーカーを合わせるだけで、本体のみ購入すれば、すぐにでも使用できますよ。
バッテリーは他の充電式工具と兼用するのがお得だと思いますよ。
両メーカーとも、HYBRID(ハイブリット)タイプになっていますよ。
▪ HYBRID(ハイブリット)タイプとは
充電式バッテリーとAC100Vのどちらでも使用可能な兼用型になっています。
付属のACアダプタを本体に接続することで、長時間使用可能です。
電源がある場所では、AC電源を準備して使用できますし、電源がない場所ではバッテリーでの使用が可能なので便利です。
■ 首振り機能
首振り機能は、7種類全てには搭載されていません。
・ HiKOKI - UF 18DSDL(NN)
・ Makita - CF300DZ
上記、2種類だけです。
必要がない方には気にしなくても良い機能だと思います。
風向きを上下に調整できる角度調整機能は、7種類全てに搭載されています。
私は、上下に調整できる角度調整があればいいと感じます。
■ 風量
ファンに大事なのは風量だと思います。
風量は120~220m/minまであり、大きい方がいいですよね。
HiKOKIは2種類とも190m/minに対して、Makitaは120・180・220m/minの3タイプがあります。
風量の大きなタイプを選んでください。
充電式ファンのメリット・デメリット
AC100Vタイプと比べてみました。
▪ メリット
・ 移動が簡単。
バッテリーで動くタイプなので、何処でも持って行けます。
・ 小さくて軽い。
AC100Vの扇風機と比べると、かなり小さくて軽いです。
▪ デメリット
・ 風量が弱い
大きなモーターが付けられないので、風量が少ないです。
充電式ファン最大の欠点が、風が弱いことです。
扇風機みたいに強い風が送る事ができません。
AC100Vタイプのサーキュレーターも微風なので、サーキュレーター感覚で使ってくださいね。
夏場の建築現場では、とても暑くなります。
現場用の大型扇風機もありますが、持ち運びが大変です。
広い場所使用するか、移動をしない作業なら大型扇風機がいいです。
しかし、狭い場所や移動が多い作業だと、大型扇風機を持って行くのは大変ですよね。
そのような場合に充電式ファンがあれば、簡単に持ち運びできるので、重宝すると思いますよ。
充電式ファンの使い方
充電式ファンの使い方
① バッテリーを装着します。
② バッテリーの残量を確認します。
③ 風量を選び運転させます。
※これだけです。
とても簡単です。
私のオススメ工具
■ 本体のみ
まとめ
今回は充電式ファンを紹介しました。
何故、冬の今紹介するかと言うと、購入するかどうか検討する時間が、必要だと思っているからです。
便利だと思っていても、即決はできないですよね。
充電式ファンは夏にしか使用しない工具だと思います。
夏の数ケ月我慢すれば、必要のない工具です。
夏の建築現場は、とても暑くなります。
皆さんも体調管理は十分にされていると思います。
しかし、毎日のように熱中症で病院に搬送されるニュースがながれていますね。
狭い場所や風通りに悪い所では、それ以前の問題です。
大型扇風機を持って行ける場所では風量が強いので、そちらを準備した方が良いと思いますが、移動しながらの仕事では大型扇風機を持って移動するのは無理ですよね。
その時に便利なのが、充電式ファンです。
移動が多い人でも簡単に移動ができるので、移動が多い方にはオススメです。
熱中症対策として充電式ファンを検討してみてはいかがでしょうか。
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