高圧洗浄機の種類と使い方! 水の力で綺麗に掃除

Makita 高圧洗浄機 MHW0810




こんにちは、長島です。

今回は『高圧洗浄機』を紹介します。

水の力で掃除する洗浄機です。

高圧洗浄機を選ぶ時の参考にしてくださいね。

高圧洗浄機とは

水の力を利用して洗う洗浄機で、ポンプで圧縮した高圧な水を噴射させて使用します。

Makita 高圧洗浄機 MHW0810
出典元:株式会社マキタ

ジャパネットタカタで紹介され、一躍有名になった洗浄機ですよね。

レンガやブロック、それに車の洗車にも使用する事が可能です。

高圧洗浄機の種類

■ メーカー

・ BOSCH(ボッシュ株式会社)
・ HiKOKI(工機ホールディングス株式会社)
・ K’A’RCHER(ケルヒャージャパン株式会社)
・ Makita(株式会社マキタ)

他にも沢山あると思いますが、高圧洗浄機を販売している代表的なメーカーを記載しています。

ジャパネットタカタで紹介していたのはケルヒャーですが、他にもBOSCH、HiKOKI、Makitaの高圧洗浄機があります。

■ 電源

・ 単相100V
・ 三相200V
・ 充電式18V
・ 充電式14.4V

大きく分けてAC電源タイプと充電式タイプの2種類があります。

水道がない場所で使用したい場合には、充電式タイプがよいと思いますが、水道がある場所ではAC電源タイプがよいと考えます。

理由は、高圧洗浄機は水を沢山使用するからです。
水がないと高圧洗浄機が使用できません。

大きなタンクに水を貯めてから、ポンプで吸いながらできる自吸機能付きの高圧洗浄機もあります。

高圧洗浄を専門でされている方なら大きなタンクをお持ちでしょうが、専門でされてない方は持っていないと思います。

どのタイプにするかよく検討されてくださいね。
ご家庭で検討されている方には、単相100Vがオススメです。

■ 給水タイプ

・ 水道接続式
AC電源で使用するタイプは、水道の蛇口に直接接続できるタイプになっています。
種類にもよりますが、タンクに水を貯めて、ポンプで吸込みながら使用できるタイプもあります。

・ タンク接続式
充電式タイプのみ、タンク接続式になっています。
充電式タイプはタンクに水を貯められるので、使用場所を選びません。
何処でも使用する事が可能ですよ。

しかし、タンクの容量が8L(リットル)や15Lなど、タンク容量が小さいです。
使用できる水量が少ないのが難点ですね。
ですが、本体設置してあるタンク以外にも、水道の蛇口に直接接続させる事もできます。

蛇口が近くにある場合には水道に接続させ、蛇口がない場合にはタンクに入れた水もつかえるので一石二鳥です。

それに、自吸機能付になっているので、大型タンクに貯めた水を吸込みながら高圧洗浄できるので、それも含めたら一石三鳥になりますね。

■ 自吸機能付き

タンクに貯めた水を吸込む機能です。

この自吸機能は、全ての高圧洗浄機に搭載されていません。

選ぶ時には注意されてくださいね。

高圧洗浄機を選ぶ際は、自吸機能付きが付いている機種がオススメです。

■ 高圧洗浄機のアクセサリ

ノズル、トリガガン、高圧ホース、水道ホースが主なアクセサリで、タイプによってブラシが付いていたり、洗剤用ノズル等が付属されたりしています。

メーカーによって商品名が違います。

今回は、Makitaの高圧洗浄用アクセサリを参考にしています。

・ サイクロンジェットノズル
高圧水を回転させて噴射し、パワフルに洗浄

・ バリアブルノズ
直射⇔拡散の調整が可能で、様々な洗浄が可能

・ 洗剤用ボトル付ノズル
洗剤を混ぜて、水流を噴射

・ 洗剤用(泡)ボトル
洗剤を入れ、洗剤用ノズルと合わせて使用

・ 洗浄ブラシ
ブラシで汚れを落としながら、水で洗い流します

・ 回転ブラシ
水圧により中央のブラシが回転。
窓や広い面積をブラシ洗浄

・ 床洗浄ブラシ
水を飛び散らせずに、床や壁面を洗浄

・ パイプクリーニングホース
ホース先端から高圧水が逆噴射し、 パイプの中を進みながら洗浄
基本的な付属品はどのメーカーでも同じです。

ただし、メーカーや機種によって、セット品の中身が違ってきます。

アクセサリを重視される方は、セット品に何のアクセサリが含まれているか確認された方がよいと思いますよ。

下の方に『 私のオススメ工具 』を紹介していますが、私はアクセサリよりも自吸機能付きを重視しています。

アクセサリ重視ではないのでご了承ください。

 

高圧洗浄機のメリット・デメリット

AC電源タイプと充電式タイプを比べてみました。

■ AC電源タイプ

▪ メリット

・ 吸出水量が多く、吸出圧力も高い。
AC電源タイプが吸出水量と吸出圧力が多くて高いです。
充電式タイプよりも、頑固な汚れが落としやすいと思います。

・ 安価。
充電式タイプよりも安いタイプが多い。
もちろん充電式タイプよりも高いタイプもあります。
ほとんどの高圧洗浄機は、充電式タイプよりも安いですよ。

▪ デメリット

・ 電源が必要。
AC電源が必要です。
屋外で使用する時には、発電機で動かす事があると思います。
しかしHiKOKIの高圧洗浄機だけは、『エンジン発電機でのご使用はなれません』と表示してあります。
理由までは分かりませんが、赤文字で記載しているので、エンジン発電機からAC電源を取ってからの使用は、控えた方がよいと思いますよ。

■ 充電式タイプ

▪ メリット

・ 何処でも使用できる。
充電式タイプなので、使用場所を選びません。
極端な場所では、山の中でも使用する事が可能です。

・ タンクがある。
充電式タイプには、本体にタンクが設置されています。
そのタンクに水が貯められます。
もしタンクが小さい場合には、自吸機能付きになっているので、大型タンクの中にホースを入れて使用する事も可能です。

▪ デメリット

・ 長く使用できない。
バッテリ容量にもよりますが、約1時間しか使用する事ができません。
広範囲で使用したい場合には、予備のバッテリが必要だと思います。

・ 吸出水量が少なく、吸出圧力も低い。
AC電源タイプよりも吸出水量と吸出圧力が弱いです。

 

高圧洗浄機の使い方

AC電源タイプで、蛇口に接続する場合で説明します。

■ 高圧洗浄機の接続手順

① 本体の吸水口に接続する。
高圧洗浄機本体の吸水口に取付けます。
ねじ込み式になっているので、最後までねじ込んでくださいね。
蛇口に取付ける前に、本体に接続させた方が水道ホースの取り回しが簡単です。

② 蛇口に接続する。
水道水の蛇口に、水道ホースを取付けます。
ワンタッチジョイントを取付ける場合には、水道水の蛇口に3カ所でネジを締付けて固定します。
ワンタッチジョイントが蛇口の中央になるように取付けてください。
もしご家庭で高圧洗浄機を利用する場合には、ワンタッチジョイントを付けていると、次回からの取付けがとても簡単ですよ。

③ 本体に高圧ホースを接続する。
高圧洗浄機本体の吐出口側に高圧ホースを取付けます。
高圧ホースをねじ込む時にホースがヨレやすいので注意してくださいね。
もしヨレて取付けにくい場合には、ねじれ防止ジョイントというアタッチメントがあります。
ねじれ防止ジョイントを取付ければ、ホースがぐちゃぐちゃになりにくいですよ。

④ トリガガンを取付ける。
高圧ホースをトリガガンに接続します。

⑤ ノズルを取付ける。
トリガガンの先端に、使用したいノズルを取付けてください。
タイルを掃除したい場合には、ジェットノズル
サッシを掃除したい場合には、洗浄ブラシ
車を洗車したい場合には、回転ブラシ
などが、あります。
洗浄したい物に合わせて選んでくださいね。
ただし、セット品にないノズルがあると思います。
各メーカーから沢山のアタッチメントが販売されているので、お好みのアタッチメントがあると思いますよ。

⑥ 蛇口を開く。
全て装備してから蛇口を開いてください。

⑦コンセントに接続する。
必ず蛇口を開いてから、コンセントに接続するようにしてください。

⑧ 洗浄する。

以上、AC電源タイプの使い方でした。

接続口は全てねじ込み式になっています。

最後までねじ込んでくださいね。

■ 注意する事

高圧洗浄機を使用する時は、蛇口を開いてからコンセントに接続するようにしてくださいね。

間違ってトリガガンを引いてしまうと高圧洗浄機が動いてしまします。

ポンプが空運転してしまうと、ポンプの故障の原因にもなります。

一般のポンプは空運転してしまうと、ポンプが焼けて壊れてしまいます。

高圧洗浄機も原理は同じだと思いますので、空運転させないように注意されてくださいね。

■ 片付ける手順

① コンセントから抜く。
最初にコンセントから抜いてください。
間違ってトリガがONになった場合でも、動作しません。

② 蛇口を閉める。
水道水の蛇口を閉めます。
蛇口を閉めないまま水道ホースを外すと水が散乱してしまいますよ。

③ 水圧をなくす。
トリガを引いて水圧をなくしてください。
水圧がかかっている状態での作業はやりにくいと思います。

④ 水道ホースを外す。
ワンタッチジョイントが付いていると簡単に外れます。
もし蛇口が開いたまま水道ホースを外そうとすると、水圧がかかっているので外しにくいと思います。

⑤ その他のアタッチメントを外す。

以上、片付ける手順でした。

コンセントに抜くのと、蛇口を閉めるのはどちらでも問題ありません。

ですが、アタッチメントや水道ホースを外す前に行ってくださいね。

高圧ホースが本に巻き取るタイプだと、水道ホースに水が溜まったまま巻き取ると巻取りにくいです。

水の逃げ道を作ってから、巻取るようにすると簡単です。

 

私のオススメ工具

■ AC電源タイプ(自吸機能付)

■ 充電式タイプ

 

まとめ

今回は高圧洗浄機を紹介しました。

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、ジャパネットタカタが紹介してから一躍有名になった商品ですよね。

自宅のレンガやブロック、それにタイルなどの頑固な汚れを綺麗に洗ってくれる洗浄機です。

ブロックやタイルを掃除しようと思ってもなかなか綺麗にはできないですよね。

その時に活躍するのが高圧洗浄機です。

ブロックやタイルの目地の汚れが綺麗にする事が可能です。

他にも、車の洗車にも使用する事が可能です。

専用のノズルを使用する事で、洗車しにくい、車の下も水洗いする事ができますよ。

洗車好きの方には、オススメな工具です。

検討してみてはいかがでしょうか。

■ 合わせて読みたい関連記事

・ 充電式ブロワに関する記事はこちら
充電式ブロワの種類と使い方! 小さなゴミを吹き飛ばす

■ 長島のTwitter

フォローしてもらえると嬉しいです。
twitter.com/nama_nagashima




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。