溶接マグネットの種類と使い方! 鉄板と鉄板の仮止め

シンワ 77295 溶接用マグネット




こんにちは、長島です。

今回は『溶接マグネット』を紹介します。

鉄板同士を点溶接する時に使用する工具です。

溶接マグネットを選ぶ時の参考にしてくださいね。

溶接マグネットとは

鉄板と鉄板を45°もしくは90°に溶接するときに使用する工具です。

鉄板に付くようにマグネットになっていますよ。

シンワ 77295 溶接用マグネット
出典元:シンワ株式会社

私は溶接を専門にしていないので、細かいところまではわかりませんが、鉄板上に別の鉄板を垂直に溶接しているのを見かけます。

このような場合に、溶接マグネットがあれば、鉄板の上に溶接用マグネットを置いて、その横に鉄板を付けると90°にできます。

見た目は、三角定規みたいな感じです。

三角定規のごっつい版だと想像すると分かりやすいかと思います。

45°と90°の仮止めができます。

溶接マグネットの種類

■ メーカー

・ シンワ(シンワ測定株式会社)

他にも沢山あると思いますが、溶接マグネットを販売している代表的なメーカーを記載しています。

■ 溶接マグネットのサイズ

・ たて 120mm~190mm
・ よこ 82mm~122mm
・ 厚さ 15mm~25mm

サイズは長くても200mm以下なのであまり大きくないです。

■ 吸着力

・ 8kgf
・ 20kgf

シンワの溶接用マグネットは、8kgfと20kgfの2種類があります。

鉄板はとても重たいので、少しでも吸着力がある20kgfの方が安全だと思います。

■ 重さ

・ 293g~1202g
重さも1kgちょっとしかないので、重たくないです。

溶接マグネットのメリット・デメリット

止型定規と比べてみました。
直角を測定する工具に止型定規があります。

■ メリット

・ くっつく。
マグネットになっているので、金属にくっつきます。

・ 頑丈
金属なので少々荒く扱っても大丈夫です。
頑丈だからと言って、床に投げつけたりしないでください。

■ デメリット

・ 持ち歩けない。
重量が1kgあるので、常時持ち歩く事はあまりしないと思います。
所定の場所で使用する事が多いと思いますよ。
止型定規は軽いので、腰道具にぶら下げて持ち歩く事が可能です。

溶接マグネットの使い方

鉄板(A)と鉄板(B)を溶接する場合。

鉄板(A)の上に、鉄板(B)を90°(垂直)に溶接する時に使用します。

① 鉄板(A)の上に印を付ける。
鉄板に印を付ける時には、白の墨が見やすいです。
鉄板に赤・青・ピンク・白で文字を書いたことがありますが、白が1番見えやすかったです。
造船所でも白で印を付けています。

② 溶接用マグネットを仮置きする。
鉄板(A)に印を付けた場所に溶接用マグネットをたてます。
鉄板が長い場合には、鉄板が倒れないような強度が必要です。
数個の溶接用マグネットを仮置きしてください。

③ 鉄板(B)を並べる。
溶接用マグネットに鉄板(B)をたてます。

④ 微調整する。
鉄板(B)をたてる時に必ずズレてしまいます。
点溶接する前に微調整してください。

⑤ 点溶接する。
溶接用マグネットが付いていない逆側から点溶接します。
もし溶接用マグネットマグネットが付いている側からしか点溶接できない場合は、少し離れた場所で、点溶接してくださいね。
溶接用マグネットが曲がったり、歪んだりすると、溶接用マグネットが使用できなくなってしまいます。

⑥ 溶接用マグネットを外す。

以上、溶接用マグネットの使い方でした。

溶接用マグネットは、点溶接する時の仮押さえで使用するマグネットです。

点溶接した後は外してください。

▪ ワンポイントアドバイス

先ほども言いましたが、点溶接は溶接用マグネットが付いていない逆側から点溶接します。

溶接用マグネットが曲がったり、歪んだりすると、溶接用マグネットが使用できなくなってしまいます。

注意されてくださいね。

私のオススメ工具

 

まとめ

今回は溶接マグネットを紹介しました。

鉄板同士を点溶接する時に使用する工具です。

45°と90°の仮止めに使用できます。

検討してみてはいかがでしょうか。

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25年間、電気工事士として沢山の種類の工具を使ってきました。 今まで使ってきて、便利だと思う工具を紹介しています。 工具を選ぶ時の参考にしてくださいね。