ハッカーの種類と使い方! 結束線(鉄の線)を結束

ハッカー




こんにちは、長島です。

今回は『ハッカー』を紹介します。
結束線を結束する工具です。

工具を選ぶ時の参考にしてくださいね。

ハッカーとは

結束線を結束する工具です。
鉄筋と鉄筋を繋ぐ時に利用されています。

ハッカー

鉄筋屋さんが主に使用されていますが、電気工事や設備工事の方も使用しています。

ハッカーの種類

■ メーカー

・ BAKUMA(バクマ工業株式会社)

他にも沢山あると思いますが、ハッカーを販売している代表的なメーカーを記載しています。

■ ハッカーの材質

・ スチール製
・ ステンレス製
・ チタン合金製

上記、3種類があります。

よく使われているのはステンレス製ですが、BAKUMAからはステンレス製よりも4倍の強度を持つ、チタン合金製が販売されています。

ハッカーに強度は関係ない気がするので、ステンレス製でも十分だと感じます。

■ ベアリング

・ あり
・ なし

柄の部分にベアリングが入っているタイプと、入っていないタイプの2種類がありますが、ベアリングが入っているタイプがスムーズに動きます。

ハッカーは屋外で使用する事が多い工具です。
雨が降るとサビてしまうので、定期的に潤滑油を塗布する事をオススメします。

・ 塗布する場所

ハッカー 潤滑油

黄色で囲った部分です。

ベアリングが壊れてしまうと回転しなくなります。
ベアリングが壊れないように、ハッカーの柄には定期的に潤滑油を塗布するようにしてくださいね。

■ フック穴

・ あり
・ なし

BAKUMA ハッカー フック穴
出典元:バクマ工業株式会社

ハッカーには、柄の部分にフック穴があるタイプとないタイプがあります。

私は、フック穴付きがオススメです。

ハッカーは、鉄筋コンクリート構造の建物で、鉄筋と鉄筋の結束に使用する工具ですが、2Fスラブ(1F天井・2F床になる部分)で使用する際に、壁になる部分に落としてしまう場合があります。

もし壁になる部分に落としてしまうと、回収する事は困難と言うより無理です。

そのような事も想定すると、フック穴に安全ロープや紐で腰道具と繋げておくと、壁に落とした時にも下まで落ちる事や、紛失する事もなくなります。

しかし、作業性が悪くというデメリットもあります。

それに、ホルダーにも収納できなくなるので、フックに安全ロープで固定するかしないか、よく検討されてくださいね。

■ 長さ

・ ショート 125mm
・ ミドル 156mm
・ ロング 175mm

ハッカー先端の長さです。

よく利用されているのはミドルタイプですが、それよりも少し長いタイプのショートタイプと、少し長いロングタイプの3種類があります。

最初に購入するのは、ミドルがオススメで、ショートタイプやロングタイプは必要に応じて検討してみても良いと考えます。

ハッカーのメリット・デメリット

ベアリングが付いているタイプと付いていないタイプを比べてみました。

■ メリット

・ 動きがスムーズ。
ベアリングが付いているタイプは、動きが滑らかです。
結束線が巻きやすいと思います。

・ 持ちやすい。
ベアリングが入っているので、柄の部分が大きくなります。
柄が大きい分、握りやすくなりますよ。

■ デメリット

・ 高価。
高いです。
ベアリングが入っていないタイプが2千円くらいに対して、ベアリングが入ると一万円くらいまで跳ね上がります。
鉄筋屋さんは常に結束しているので、ベアリングが入っているタイプが良いと感じますが、電気屋さんや設備屋さんにはちょっと高すぎじゃないかなぁ~と感じます。

 

ハッカーの使い方

■ 右利きの場合

① 左手に結束線を持つ。

② 右手にハッカーを持つ。

③ U字になった結束線の先を潰し先端だけ丸くする。
右手の人差指にU字の先端を入れて、親指と中指で軽く潰します。

④ 結束したい場所に通す。

⑤ 先端をハッカーで引っかける。

⑥ 軽く引っぱり、左手の結束線もハッカーに引っかける

⑦ ハッカーを回転させ、固定する。

以上 ハッカーの使い方でした。

左利きの場合は、右手と左手を逆にしてもらえればいいと思います。
ハッカーって『どこで使うの?』と、思われている方もいるのではないでしょうか。

マンション等で使用する場合には、壁や梁、スラブ等で使用していますよ。
スラブで使用する場合の手順で説明したいと思います。

■ スラブで結束する場合。

① 下筋の下段を敷く。

② 下筋の上段を敷く。
下段と十字になるように敷きます。

③ サイコロを敷く。
結束しやすいように、サイコロを下段の下に敷きます。
サイコロは、型枠と離れるようにするための資材です。
必ずサイコロを敷きます。

④ 下筋の下段と上段を結束する。
ここでハッカーの登場です。
鉄筋と鉄筋を結束します。
鉄筋の結束は、ひとつ飛ばしです。

⑤ 上筋の下段を敷く。

⑥ 上筋の上段を敷く。
下段と十字になるように敷きます。

⑦ ウマを敷く。
下筋と上筋の離隔を取る為に敷きます。

⑧ 上筋の下段と上段を結束する。
ここでハッカーの登場です。
鉄筋と鉄筋を結束します。
鉄筋の結束する場所は、下筋が結束していない場所の上を、ひとつ飛ばしで結束します。

以上、スラブで結束する場合の使い方でした。

ハッカーは、鉄筋と鉄筋を結束する工具ですが、私は電気工事をしているので、PF管や金属管の結束に使用しています。

私が電気工事を始めた頃は、結束線でPF管も結束していましたが、20年くらい前から、PF管の結束はバインド線で結束するようになりました。

今でPFは、バインド線で結束するのが当たり前になっています。
バインド線のサイズは、0.9mmが使用されています。
バインド線の結束もハッカーしています。

 

私のオススメ工具

 

まとめ

今回は、ハッカーを紹介しました。

ハッカーは、鉄筋と鉄筋を結束する工具です。

鉄筋屋さんが主に使用されている工具ですが、電気工事や設備工事の方も使用されています。

電気工事では、PF管やCD管もバインド線も結束していますよ。

 

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25年間、電気工事士として沢山の種類の工具を使ってきました。 今まで使ってきて、便利だと思う工具を紹介しています。 工具を選ぶ時の参考にしてくださいね。