こんにちは、長島です。
今回は『レーザー距離計』を紹介します。
距離を測定する時に便利な工具です。
工具を選ぶ時の参考にしてくださいね。
レーザー距離計とは
レーザーの光で利用して、距離を測定する工具です。
屋内用と屋内/屋外用の2種類のタイプがあります。
レーザー距離計の種類
■ メーカー
・ BOSCH(ボッシュ株式会社)
・ Makita(株式会社マキタ)
・ TAJIMA(株式会社TJMデザイン)
・ シンワ(シンワ測定株式会社)
他にも沢山あると思いますが、レーザー距離計を販売している代表的なメーカーを記載しています。
■ 使用場所
・ 屋内用
・ 屋内/屋外用
上記、2種類があります。
私は屋内用しか使用したことがありませんが、屋外でも使用できるタイプが安心ですね。
屋外用は防水機能が付いていますよ。
■ 電源方式
・ 電池タイプ
単三、単四電池を2本使用するタイプと、4本使用するタイプがあります。
・ 充電タイプ
最近では充電式が販売されています。
充電式タイプは電池を交換する必要はありませんが、専用の充電器が必要なので、セット品を購入すると、電池タイプよりは高くなってしまいます。
予算と照らし合わせながら検討してくださいね。
個人的には持っていませんが、以前使用していたタイプは電池タイプです。
電池タイプでも、エネループやエボルタなど充電ができる電池を使用すれば安価に抑える事ができると思います。
■ 長さと重さ
・ 長さ
100mm前後
・ 60g~290g
レーザー距離計のサイズはさほど大きくはありません。
どのメーカーも手の平サイズだと思います。
■ 最小測定範囲と最大測定範囲
・ 最小測定範囲
0.05mm~0.5mm
気にする方は少ないと思いますが、参考までに記載しています。
・ 最大測定範囲
15m~300m
測定範囲はレーザー距離計を使う時には、とても気になる部分ですよね。
メーカーや種類によっても異なりますが、測定距離が長くなれば価格が上がります。
測定したい対象物に合わせて選んでみてはいかがでしょうか。
建物で使用される方は50mもあれば十分だと思いますが、屋外で使用されたい方は、測定距離が長い方が便利だと思います。
■ 測定精度
・ ±1.0mm~±3.0mm
測定精度は小さければ小さいほどいいです。
長い距離を測ると測定精度が小さいほど誤差が少なくなりますよ。
安価なレーザー距離計は測定精度が大きく、高価なレーザー距離計ほど、測定精度が小さくなります。
■ 使用温度
・ マイナス20℃~プラス70℃
レーザー距離計の使用温度範囲です。
メーカーや種類によっても異なりますが、最小温度と最大温度を記載しています。
レーザー距離計の温度で気にしないといけないのが保管温度です。
保管温度とは、その名の通り保管する温度の事です。
最大値は、使用温度よりプラス10℃~プラス30℃
最小値は、使用温度よりマイナス10℃~マイナス25℃
使用温度もメーカーや種類によって様々なので、使用温度よりも±10℃を目安にしておくと安全だと思います。
真夏の車内は熱くなります。
温度を測定した事がないので、なんとも言えませんが、70℃を越える時もあるかも知れません。
レーザー距離計を保管する場所には向いていないと思いますので、車内に置きっぱなしにしないよう注意しましょうね。
レーザー距離計のメリット・デメリット
コンベックスや巻尺と比べてみました。
■ メリット
・ 測定時間が短い。
電源を入れて本体をセットするだけで測定できます。
とても簡単ですよ。
・ テープを伸ばす必要がない。
レーザー光を利用しているので、テープがありません。
ボタンを押すだけです。
・ ポケットにも入る。
手の平サイズなんので、ポケットに入ります。
持ち運びも簡単ですよ。
■ デメリット
・ 高価。
レーザー距離計は高いです。
私が知っているタイプで一番高価なタイプは40万円を超えるタイプもあります。
安価なタイプでも5400円もします。
5400円は手が出せる範囲だと思ますが、40万円もするタイプは手が出せませんよね。
・ 墨出し作業には向いていない。
床や壁に墨出し作業をする場合、寸法を出す作業には向いていません。
できない事はないと思いますが、時間がかかると思います。
レーザー距離計の使い方
天井の高さを調べる場合
① レーザー距離計の電源を入れる。
② 床に置く
③ 距離を読む
以上、レーザー距離計の使い方でした。
天井の高さを測定する時はレーザー距離計が最適です。
電源を入れて、本体を床に置くだけで簡単に測定できてしまいます。
コンベックスを伸ばす時に、テープが折れないように手で抑える必要がありません。
設計や積算をする時には便利な測定工具だと思いますよ。
私のオススメ工具
まとめ
今回はレーザー距離計を紹介しました。
距離を測定するには便利な工具です。
レーザー距離計をセットするだけで簡単に測定する事ができます。
建物の高さや幅、コンベックスや巻尺で測定しにくい場所でも簡単に測定する事ができますよ。
検討してみてはいかがでしょうか。
■ 合わせて読みたい関連記事
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コンベックスの種類と使い方! 長さを測定
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