こんにちは、長島です。
今回は『Lヘッドライト』を紹介します。
職種に関係なく、多くの職人さんが使用していますよ。
工具を選ぶ時の参考にしてくださいね。
LEDヘッドライトとは
小さいLED照明をバンドに固定して、頭部に取付けて使用するLED照明です。
暗い場所をボタン1つで明るく照らしてくれます。
ヘルメットに付けたり、頭に直接取付けて使用します。
ヘルメットに取付ける時は、落下防止用のクリップを使ってくださいね。
LEDヘッドライトの種類
■ メーカー
▪ 日本製
・ DENSAN(ジェフコム株式会社)
・ HASEGAWA(長谷川株式会社)
・ Hitachi Koki(工機ホールディングス株式会社)
・ GENTOS (ジェントス)
・ JOB Master(株式会社マーベル)
・ Makita(株式会社マキタ)
・ TAJIMA(株式会社TJMデザイン)
▪ 外国製
・ FENIX(フェニックス)
・ GLANZ(グランツ)
・ LEDLENSER(レッドレンザー)
・ NITE IZE(ナイトアイズ)
・ PELICAN(ペリカン)
・ PETLE(ペツル)
・ Priceton Tec(プリンストンテック)
・ SUREFIRE(シェアファイヤー)
他にも沢山あると思いますが、LEDヘッドライトを販売している代表的なメーカーを記載しています。
私はGENTOSを使用しています。
私の周りには日本製を使用している人が多いですが、外国製を好んで使用している方もいらっしゃいますよ。
■ 電池の種類と明るさの順番
① 充電タイプ 本体に直接充電
② 充電タイプ 充電式用バッテリーに接続
③ 乾電池 単三電池3本
④ 乾電池 単四電池3本
⑤ 乾電池 単三電池1本
⑥ 乾電池 リチウムイオン電池
上記、6種類があります。
①から順番に明るいタイプを記載しています。
メーカーや種類によっても変わってきますが、上記の順番で間違いないと思います。
私が使用しているのは、③の乾電池・単三電池3本です。
販売されているヘッドライトで一番多いタイプです。
■ 点灯方式
・ ボタンを押すタイプ。
・ センサー感知で、点灯させるタイプ。
上記、2種類があります。
私が使用しているのはボタンを押すタイプですが、汚れた手で触ると灯具が汚れてしまいます。
油等を使用する方は、油まみれの手で触ると、灯具がドロドロになってしまいますので、気にされる方には、センサー内蔵型のヘッドライトをオススメします。
センサー内蔵型のヘッドライトは、センサーの誤動作か、何かを感知したのか分かりませんが、勝手に点灯する場合があります。
点灯し続けて電池切れになる可能性もあるで注意してくださいね。
ボタンを押すタイプは、ボタンを押さないと点灯しないので安心ですよ。
■ バンドの種類
・ 布製タイプ
装着するのは簡単ですが、長く使用しているとゴムが伸びてきます。
・ シリコンタイプ
装着するのは大変ですが、布製タイプとは違い伸びる事はありません。
長く使用したい方は、シリコンバンドをオススメします。
■ GENTOS ヘッドライト HW-999H
■ 単体
■ ヘルメット装着
上記のヘッドライトは、明るさが230lm(ルーメン)あるのでとても明るいです。
顔に向けると目が開けていられないくらいです。
私が最初に購入した時は約15年前で、明るさは50lmでした。
当時は50lmが一般的で今ほど種類も多くなかった記憶があります。
現在使用しているのが、約5倍の230lmもあるので、とても明るいです。
50lmのヘッドライトも自宅にあり使用できますが、比べてみるととても暗い感じがします。
明るいタイプのヘッドライトを購入したら使わなくなりますね。
ヘッドライトの明るさも200lm前後の物が多く販売されていますが、最近では1010lmもあるベッドライトが登場してきました。
これは驚きです。
今使用しているのが230lmで、これでも明るいのですが、1010lmなのでどれくらい明るいのでしょうか。
想像もつきませんが、これからも今以上に明るいヘッドライトが登場するのでしょうね。
充電タイプのヘッドライト
・ 本体に直接充電するタイプ
・ 充電式工具のバッテリーにリードを繋ぎ使用するタイプ
上記、2種類があります。
■ 本体に直接充電するタイプ
・ MARVEL
・ TAJIMA
日本製では、上記2社から販売されています。
外国製では、多くのメーカーから販売されています。
▪ MARVEL
MARVELの充電式ヘッドライトはGALANT製のヘッドライトです。
メリットは、すごく明るくて350lmと1010lmの2種類があります。
デメリットは、充電時間が長いことで、350lmは3時間、1010lmは10~12時間もかかります。
明るいのは助かりますが、これだけ充電時間が長いのは考えものですね。
▪ TAJIMA
TAJIMAからも充電式LEDヘッドライトが販売されています。
① 300lmで大径照射とスポット照射ができるもの。
② 300lmで大径照射しかできないが多機能なもの。
③ 200lmと少し光量は少ないが照射時間が長いもの。
3種類とも、専用のバッテリーが必要なので、別途購入が必要です。
■ 充電式工具のバッテリーにリードを繋ぎ使用するタイプ
・ Hi KOKI
・ Makita
上記2メーカーより販売されています。
乾電池タイプのヘッドライトよりも数倍長く点灯します。
18Vのバッテリーを使用する場合、20時間以上も点灯可能なので、長く使用したい方にはオススメです。
ただし、バッテリーを腰に装着し、ヘッドライトまでリード線で繋げるので、作業性を考えるとイマイチのような気がします。
▪ Hi KOKI
120・60・20lmの3段階調整ができます。
14.4V・18Vの兼用型です。
USBアダプタとバッテリーが別途購入が必要です。
▪ Makita
▪明るさの調整がない100lmです。
14.4V・18Vの兼用型です。
Hitachi Kokiと違い、アダプタは必要ありませんが、バッテリーのみ別途購入が必要です。
充電式のヘッドライトを検討される人は、充電するタイミングも考慮してくださいね。
私なら作業終了時に充電してから帰宅するようにします。
乾電池タイプより高価ですが、長く点灯させたい方や、明るさを重視される方にはオススメです。
乾電池タイプのヘッドライト
一般的に多いのが乾電池タイプのヘッドライトです。
種類も多く、充電式のヘッドライトと比べて安価です。
乾電池タイプのヘッドライトは、本来ならアルカリ乾電池を使用しないといけないと思います。
ですが、ランニングコストがかかってしまいます。
私はランニングコストを抑えるために、Panasonicから販売されている充電式乾電池、エネループとエボルタを使用しています。
電池と充電器のセットで購入すると少し高価ですが、アルカリ電池を頻繁に交換する事を考えたら、充電して繰り返し使えるエネループやエボルタはとても経済的ですよ。
充電式乾電池には単3と単4があります。
この2種類は頻繁に使用すると思うので、購入のする際は単品で購入するよりセット品で購入する方が安価なので、セット品で購入することをオススメします。
エネループもエボルタもPanasonicから販売されているので、充電器は兼用出来ます。
電池の種類がニッケル水素なので、ちょっと残念です。
ニッケル水素電池は自然放電してしまいます。
数週間使用していなかった場合は、使用する前日に充電してから使用するようにしてくださいね。
個人的にはリチウムイオンの充電式乾電池が発売される事を期待しています。
LEDヘッドライトのメリット・デメリット
充電式ワークライトと比較してみました。
■ メリット
・ 手に持つ必要がない。
現場では常にヘルメットを着用しています。
ヘルメットに装着しておくことで、常に持ち歩いている状況になります。
・ いつでもどこでも使用できる。
ボタン1つで、手元を照らす事ができます。
・ 明るい。
手元をピンポイントで照らすので、とても明るいです。
■ デメリット
・ 電池の交換が必要。
明るくなればなるほど、電池の寿命が短くなります。
電池を交換する頻度が多くなります。
LEDヘッドライトは明るくなればなるほど、電池の寿命が短くなる事です。
それが最大のデメリットですね。
各メーカーとも点灯時間を長くする対策として、明るさの調整ができるようになっています。
私が使用しているGENTOS ヘッドライト HW-999Hも3段階の明るさが調整できますが、どうしても1番明るいレンジで使用してしまいます。
購入する際は、その辺も加味して選んでくださいね。
使い方
使い方はとても簡単で、灯具の上にあるボタンを押すだけです。
センサー内蔵型は手をかざすだけで点灯するのでもっと簡単です。
図面を見る時や細かい作業をする時など、使用用途は様々です。
暗くて見にくいなあ~と感じたらいつでもどこでも点灯させられますよ。
■ 使い方(その他)
私は釣りに行くときにも使用しています。
趣味でウナギや子アジを夜釣りをしています。
ウナギは針をまる飲みするので、針は使用できなくなります。
針にハリスを巻いたり、ラインを付け替えたりする時にはヘッドライトがあると便利です。
他には、キャンプ等のアウトドアをする時にも便利ですよ。
私のオススメ工具
■ 本体
■ 電池
まとめ
今回はLEDヘッドライトを紹介しました。
建築現場では、職種に関係なく沢山の職人さん達が使用しています。
充電式と乾電池式の2種類があります。
充電式のヘッドライトは繰り返し使用でき便利ですが、高価です。
乾電池式のヘッドライトは充電式のヘッドライト比べて安価ですが、乾電池のランニングコストがかかってしまいます。
エネループやエボルタを使用する事で、ランニングコストを抑える事もできます。
予備の電池を持っておくと暗く感じた時にいつでも電池の交換も可能です。
ヘッドライトは手元を明るく照らし、作業もやりやすくなるのでとても便利ですよ。
ジェントスって日本の会社だと思うのですが…。
コメントありがとうございます。
今までアメリカの会社だと思っていました。
ご指摘ありがとうございました。
タジマのヘッドライトは電子回路が組み込まれているものがあり、そのようなタイプは電圧降下にともなって暗くなってくることがないので、非常に使いやすいと自分は感じています。
ほとんどすべてのライトはだんだん暗くなってきますよね。何百ルーメンといっても最初だけです。
このような観点も押さえておくといいですよ。
アドバイスありがとうございます。
確かに最初だけ明るくても少し使うと暗くなりますよね。
参考にさせて頂きます。
ありがとうございました。