こんにちは、長島です。
今回は『オフセットアダプター』を紹介します。
L型アダプターに似た工具です。
工具を選ぶ時の参考にしてくださいね。
オフセットアダプターとは
充電式工具が入らないコーナーや狭い隙間に、ナットや六角ボルトを締付ける工具です。
インパクトドライバやインパクトレンチを利用して締め込みます。
L型アダプターに似た工具です。
L型アダプターはビスやコーススレッドをねじ込む時に使用しましたが、オフセットアダプターは、それよりも大きなナットや六角ボルトに使用します。
オフセットアダプターの種類
■ メーカー
・ ANEX(株式会社兼古製作所)
オフセットアダプターはANEXしかありません。
■ 差込口
・ 6.35mm
・ 19mm
上記、2種類の両方とも使用可能です。
6.35mmの両頭ビットをインパクトドライバに取付けて使用するか、19mmのソケットをインパクトドライバ、もしくはインパクトレンチに取付けて使用します。
■ サイズ
・ 縦 46mm
・ 横 232mm
・ 幅 9.5mm
オフセットアダプターは2種類ありますが、2種類とも同サイズです。
オフセットアダプターのメリット・デメリット
ソケットレンチを使用した時と比べてみました。
■ メリット
・ 作業が早い。
充電式工具を使用するので、スピーディーに作業するこができます。
・ 狭い隙間で使用できる。
ソケットが入る場所なら、狭い隙間でも使用できます。
ハンドルを回さなくても締付けられます。
■ デメリット
・ 壊れる可能性がある。
L型アダプターと同様に、数個のギアを回転させて回転方法を変換させて使用しています。
トルクの大きいインパクトレンチ等で締付ける場合は、内部のギアが破損してしまう可能性があるので、適度に締付けてくださいね。
オフセットアダプターの使い方
■ C型鋼を締付ける場合
① ナットのサイズを確認する。
C型鋼を固定しているナットのサイズを確認します。
② ナットにソケットを入れる。
ソケットが短い場合は、ロングソケットを使用してください。
③ インパクトドライバに6.35mmの両頭ビットか、19mmのソケットを取付ける。
オフセットアダプターは6.35mmの両頭ビットでも、19mmのソケットでもどちらでも使用できます。
好きな方を選んでくださいね。
④ ナットを締付ける。
インパクトドライバのトリガーを引いてナットを締付けます。
以上、オフセットアダプターの使い方でした。
ビットの六角ボルト・ナット用がそのまま入るなら、直接使用した方が簡単ですし、堅固に締付けられると思います。
オフセットアダプターは、ソケットが直接入らない場所には有効なので、使用場所を選んでくださいね。
私のオススメ工具
まとめ
今回オフセットアダプターを紹介しました。
オフセットアダプターは、ソケットが直接入らない場所に使用する工具です。
充電式工具が直接入る場所では、オフセットアダプターは必要ありませんが、狭い隙間等でナットを締付ける時に威力を発揮します。
使用頻度は高くはないと思いますが、ナットや六角ボルトを扱う方にはオススメの工具です。
検討してみてはいかがでしょうか。
■ 合わせて読みたい関連記事
・ L型アダプターに関する記事はこちら
L型アダプターの種類と使い方! 充電式工具が入らない壁際のビス止めにオススメ
コメントを残す