こんにちは、長島です。
今回は『フレキシブルマグネット』を紹介します。
工具を選ぶ時の参考にしてくださいね。
フレキシブルマグネットとは
柄の部分がフレキシブルで、自在に曲げられる工具です。
手が届きにくい、狭い場所の取り出しや拾い出しに使用されています。
上記、写真のようにシャフト部分を自由に曲げる事ができます。
ピックアップマグネットは、シャフト部分が伸び縮みするだけで、曲げる事ができませんでしたが、フレキシブルマグネットは伸び縮みはしませんが、グニャグニャと自由に曲げられますよ。
使う場所に合わせて、使い分けすると便利です。
① 直線的で、目に見えている場所では、ピックアップマグネット
② 入り組んだ場所で、目で見えない場所では、フレキシブルマグネット
上記、2種類のタイプがあると便利だと思います。
フレキシブルマグネットの種類
■ メーカー
・ SK(新潟精器株式会社)
・ シンワ(シンワ測定株式会社)
他にも沢山あると思いますが、フレキシブルマグネットを販売している代表的なメーカーを記載しています。
■ 材質
・ グリップ
アルミ、樹脂
・ フレキシブル部分
スチール
・ マグネット
永久磁石、ネオジウム磁石
上記のように分類されています。
■ 吸着力
・ 6.8N(0.6kgf)~20N(2kgf)
■ サイズ
・ 長さ
500mm~600mm
・ 重さ
61g~227g
シンワのフレキシブルマグネットは、LEDライト付になっているので少し重いです。
■ その他の機能(付属品)
・ LEDライト
マグネット部分にLEDライトを搭載しています。
高輝度・長寿命の白色 LEDで、手元スイッチでON・OFFができるので、電池が長持ちします。
狭くて暗い場所で、使用する時に便利です。
・ 点検鏡
マグネット部分に吸着させて使用する点検鏡です。
入り組んだ場所で、使用する時に便利です。
フレキシブルマグネットのメリット・デメリット
ピックアップマグネットと比べてみました。
■ メリット
・ 曲げられる。
シャフト部分を自由に曲げる事ができます。
曲がった場所に落っこちたビス等を取る時に便利です。
■ デメリット
・ 伸び縮みしない。
フレキシブルマグネットは伸縮タイプではないので、伸び縮みしません。
ピックアップマグネットマグネット最大のメリットは、シャフト部分を自由に曲げる事だと思います。
入り組んだ場所にでも使用できるので、便利だと思います。
フレキシブルマグネットの使い方
装置を分解していてビスが落下した場合
① ビスを目視確認する。
暗い場所では、ライト等で照らしてください。
② フレキシブルマグネットを挿入する。
自由に動くので、隙間の曲がり等に合わせて、フレキシブルマグネットを曲げてください。
③ ビスが付いたら引き上げる。
引き上げる時は、ビスが当たらないようにゆっくりと引きあげます。
慎重に作業されてください。
以上、フレキシブルマグネットの使い方でした。
目視で確認できる場合は、ピックアップマグネットが便利です。
一直線に伸びるので、くっ付けやすいと思います。
もちろんフレキシブルマグネットでも取る事は可能ですよ。
点検鏡が付いているタイプでは、点検鏡越しにビスを確認する事もできます。
私のオススメ工具
まとめ
今回はフレキシブルマグネットを紹介しました。
フレキシブルマグネットは、入り組んだ場所にビス等を落下させた時、ビスを取る時に便利な工具です。
シャフト部分を自由に曲げる事ができますよ。
検討してみてはいかがでしょうか。
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