こんにちは、長島です。
今回は『充電式冷温庫』を紹介します。
充電式タイプの小型冷温庫です。
充電式冷温庫を選ぶ時の参考にしてくださいね。
充電式冷温庫とは
充電式タイプの小型冷温庫です。
夏場の建築現場では、水分補給は欠かせません。
体にはよくないとわかっていても、やはり冷たい飲み物が欲しくなりますよね。
ですが、作業現場に冷蔵庫を持ち込むのは、無理のような気がします。
その時に便利だと思うのが、充電式冷温庫です。
冷やすのはもちろんの事ですが、温める事もできますよ。
HiKOKIから販売されています。
カセットガスで冷やすクーラーボックスもありますが、カセットガスのランキングコストがかかってしまいます。
バッテリタイプだと最初の購入金額が高いですが、ランキングコストが安いです。
充電式冷温庫の種類
■ メーカー
・ HiKOKI(工機ホールディングス株式会社)
私が知らないだけかも知れませんが、充電式冷温庫を販売しているはHiKOKIだけです。
■ 電源
・ AC100V(ACアダプタを利用)
・ DC12V(車両用DCコードを利用)
・ バッテリ(14.4V・18V・マルチ)
上記3種類で保冷・保温する事が可能です。
スイッチ1つで、切替えが可能です。
屋内で使用する時には、AC100V
車で使用する時には、DC12V
屋外で使用する時には、バッテリ
3電源方式なので、イロイロな場面で切替える事ができますよ。
UL 18DAは、バッテリを2個装着させる事が可能です。
2つ装着させることで使用時間が倍になります。
バッテリ①とバッテリ②があるので、2個装着させた場合には、①から使用され、①の充電がなくなったら、自動的に②に切替わります。
長時間使用したい場合には、バッテリを2個装着させてください。
▪ 注意する事
車によってはDC24Vタイプがあります。
トラック等の大きな車に多いですね。
DC24Vタイプの車では使用する事ができないので確認されてください。
もし電圧が違う車で使用したい場合には、DC24V ➡ DC12Vに変換するアダプタが必要です。
そちらも検討されてくださいね。
オートバックスやイエローハットに置いていますよ。
■ 容量(サイズ)
① 25L たて(340mm)×よこ(560mm)×高さ(445mm)
② 缶1本 たて(188mm)×よこ(110mm)×高さ(145mm)
上記、2種類があります。
①は25Lもあるので、少しは入ると思いますが、②は缶1本しか入れる事ができません。
1本しか入れる事ができないので、いったいどこで使うのって感じですよね。
持ち運びやすいように小さくしたのだと思いますが、最低でも缶6本くらい入るサイズがほしい気がします。
■ 温度
▪ UL 18DA
・ 保冷 ー25℃
・ 保温 +45℃
▪ UL 1810DA
・ 保冷 ー12℃
・ 保温 +30℃
外気温を基準に保冷・保温できる温度です。
UL 18DAの方が保冷・保温ともに優れています。
保冷・保温に優れていますが、保冷の最低温度が5℃で、保温の最高温度が55℃になっています。
この範囲までの温度しか利用できなくなっています。
■ 使用時間
強さに応じた使用できる時間です。
バッテリの残量や状況によって異なりますが、目安として参考にしてください。
充電式冷温庫のメリット・デメリット
コードレス冷温庫 UL 18DA(XM)の場合
■ クーラーボックスと比べてみました。
▪ メリット
・ 3電源方式で保冷・保温できる。
屋内で使用する時には、AC100V
屋外で使用する時には、バッテリ
車で使用する時には、DC12V
場面によって使い分けする事ができます。
ただし屋外で使用する時には、バッテリの電圧とサイズで保冷・保温できる時間が変わってきます。
バッテリが大きいタイプを利用する事をオススメします。
・ 温める事ができる。
クーラーボックスと言えば冷やす為に使用されることが多いと思います。
しかし、充電式冷温庫は、冷やすのはもちろんの事ですが、温める事も可能ですよ。
▪ デメリット
・ サイズが小さい。
大きい方でも、25しか入れられません。
クーラーボックスで言えば、中くらいのサイズだと思います。
・ 重い。
本体だの重量でも8kgもします。
中身が入るともっと重たくなります。
しかし、キャスター付きになっているので舗装されている場所では、コロコロと転がして行けます。
・ 充電が切れるのが早い。
弱運転させても、最大で5時間くらいしか使用できません。
予備のバッテリがあれば安心ですね。
■ ガスタイプのクーラーボックスと比べてみました。
▪ メリット
・ 温める事ができる。
ガスタイプのクーラーボックスは冷やすことしかできません。
温める機能がありませんよ。
・ ランキングコストが安い。
バッテリで動くので電気代しかかかりません。
どのくらいの電気代がかかるか分かりませんが、数十円くらいだと思います。
▪ デメリット
・ サイズが小さい。
充電式冷温庫は25L(リットル)しかありません。
少し小さいと思います。
・ 充電が必要。
カセットガスはガスが無くなると、カセットガスを交換するだけで使用できますが、充電式冷温庫はバッテリに充電が必要です。
バッテリ切れに注意されてくださいね。
・ 高価。
カセットガスのクーラーボックスより高いです。
購入金額が高いのは、ちょっと問題かも知れませんね。
以上、メリット・デメリットでした。
充電式冷温庫はどこででも保冷・保温できる事です。
あまり大きくはありませんが、冷たいものは冷たく、温かいものは温かくする事ができますよ。
キャンプやバーベキュー等にも便利だと思いますよ。
充電式冷温庫の使い方
HiKOKI コードレス冷温庫 UL 18DA(XM)で説明します。
■ ふたの開閉
▪ 開ける場合
① 2ケ所のラッチを開けます。
② ラッチをはずす
上にあげてはずします。
③ ふたを上げる。
ふたを持ち上げて、ストッパーがかかる場所まで上げます。
▪ 閉める場合
開ける手順の逆で閉めます。
① ふたを閉める。
ストッパーが効いているので、ふたを少し持ち上げながらストッパーのロックをはずします。
② ラッチを引っかける。
③ 固定する。
ラッチを押し込みます。
■ 電源コードを取付ける。
① 電源コードをさす。
AC電源もDC電源も、電源を取付ける場所は同じ所です。
② コンセントにさす。(DC電源の場合はシュガーライターソケット)
・ AC電源の場合
コンセントにコンセントプラグをさします。
・ DC電源の場合
シュガーライターソケットにシュガーライター接続プラグをさします。
以上、電源コードを取付ける手順でした。
バッテリを取付けている場合には、電源コードさした段階でバッテリに充電が開始されます。
■ 電源スイッチ
① 電源スイッチをON
② モード切替スイッチでHOTかCOLDを選択します。
③ 強さを選択する。
HIGH・MID・LOWの3種類があります。
以上、電源スイッチの切替手順でした。
HOT ➡ COLD、COLD ➡ HOTに切替えた時には、電源をOFFにして1時間程度休ませてから切替えるようにしてください。
故障の原因にもなるみたいなので、守るようにしてくださいね。
モードと温度の目安です。
参考になれば幸いです。
■ バッテリ
① 電源ON
バッテリが装着された状態で電源をONにすると運転します。
運転している方の電池ナンバーが点灯しますよ。
② バッテリ2個装着
運転中にバッテリを着脱させると、自動で切替わります。
先に入っている方からバッテリが使用されます。
■ 充電
電源コードをさした段階で、充電が開始されます。
運転時にバッテリが取り付けられた状態でも充電されますよ。
ただし、本体での充電には時間がかかります。
HiKOKIの充電式工具をお持ちの方には、冷温庫本体での充電よりも充電器での充電がオススメです。
言葉よりも伝わりやすいと思いリストにしました。
このように極端に違っています。
急速充電器がない場合には、本体で充電するのは仕方ないと思いますが、急速充電器をお持ちの方には、急速充電器で充電した方がよいのかなって思います。
■ 充電器の収納
車で充電するシュガーライター接続プラグは、本体上部にある収納箱に収納する事ができます。
車で移動時に充電する事が可能なので、収納箱に入れるようにしてくださいね。
ただし、AC電源用のコードは収納できません。
ご自宅で保管してくださいね。
■ 注意する事
・ バッテリを充電したくない場合
AC100VでもDC12Vでも電源コードをさすとバッテリに充電されます。
もしバッテリに充電させたくない場合には、本体からバッテリをはずしてください。
・ モードの切替えた場合
HOT ➡ COLD、COLD ➡ HOTに切替えた場合には、電源をOFFにして1時間程度休ませてから切替えるようにしてください。
故障の原因にもなるみたいなので、守るようにしてくださいね。
・ じゅうたんやビニール製の上に置かない。
コゲてしまう可能性があるみたいです。
車で使用する場合には、冷温庫の下にコンパネ等の材木を敷いてください。
・ 氷や水を直接入れない。
故障の原因になるみたいです。
冷温庫に直接入れないようにしてください。
もし入れる時には、内部が漏れないような工夫が必要です。
私のオススメ工具
まとめ
今回は充電式冷温庫を紹介しました。
充電式のクーラーボックスです。
バッテリ以外のAC100V、車用のDC12Vでも冷温可能です。
とても便利な3電源方式になっています。
検討してみてはいかがでしょうか。
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