こんにちは、長島です。
今回は『ワイヤーストリッパーホルダー』を紹介します。
胴ベルトに装着して、ワイヤーストリッパーを収納できる工具ケースです。
工具を選ぶ時の参考にしてくださいね。
ワイヤーストリッパーホルダーとは
VAストリッパーやワイヤーストリッパーを収納するホルダーです。
VAストリッパーやワイヤーストリッパーは電気工事士の方しか使用しません。
なので、このホルダーも電気工事士の方しか、必要のないホルダーだと思います。
ワイヤーストリッパーホルダーの種類
■ メーカー
・ DENSAN(ジェフコム株式会社)
・ MARVEL(株式会社マーベル)
私の知る限り、この2社しかありません。
■ ワイヤーストリッパーホルダーの種類
種類が少ないので、リストを出してみました。
私が知っているのは、上記4種類しかありません。
■ サイズ
・ DENSAN
縦250mm×横95mm
・ MARVEL
縦270mm×横92mm
2メーカーとも同じくらいのサイズです。
差はないようですね。
■ 重量
・ 70g
・ 80g
・ 110g
素材の重さで多少の違いはありますが、こちらもあまり差はないようです。
■ 取付け方法
・ ベルト通しタイプ
・ マジックテープタイプ
上記、2種類があります。
ワイヤーストリッパーホルダーは腰ベルトに装着して使用するので、腰ベルトのスペースが必要です。
電気工事をしていても、毎日のようにワイヤーストリッパーを使用する事はありません。
結線をする時にしか使用しないので、不要の時は簡単に外す事が簡単な、マジックテープタイプがオススメです。
ワイヤーストリッパーホルダーのメリット・デメリット
ホルダーに収納した時と、腰袋に入れた時を比べてみました。
■ ホルダーに収納した場合
▪ メリット
・ 腰道具のスペースを使わない。
腰袋に入れないので、腰袋をフリーに使用できます。
・ マジックテープタイプだと使わない時は簡単に外せる。
ベルトに通して使用するタイプだと、簡単に脱着はできませんが、マジックテープタイプだと簡単に脱着できます。
▪ デメリット
・ 腰ベルトのスペースが必要。
ホルダーの幅が約100mmもあるので少し大きいです。
ホルダーを取り付けるスペースが必要なので、他のホルダーが取り付けられない可能性があります。
■ 腰袋に入れた場合
▪ メリット
・ 腰袋に入れるので、簡単に入ります。
腰袋にワイヤーストリッパー以外の工具を入れると取り出しにくくなるので、ワイヤーストリッパーを使う時には、他の工具は入れない方がいいと思います。
▪ デメリット
・ 腰袋が使えなくなる。
メリットにも書いていますが、ワイヤーストリッパー以外の工具を腰袋に一緒に入れると、ワイヤーストリッパーが取り出しにくくなります。
ワイヤーストリッパーを使う時は、腰袋を空にして使用する事をオススメします。
・ 電線クズも入れにくい。
ワイヤーストリッパーが大きいので、大きめの電線クズが腰袋に入りません。
小さめのゴミバケツがあると便利ですね。
ホルダーや腰袋を使用しないでストリッパーを持ち歩くオススメな方法
それは、ストリッパーに紐を取り付けて首から下げる方法です。
紐を使用する事で、ホルダーが不要になるし、腰袋に入れなくても済むので、一石二鳥ですね。
メリットばかりではありません。
もちろんデメリットもあります。
それは、天井裏でストリッパーを使用する場合です。
結線する場所が手元近くなら良いのですが、天井裏などで結線する場合、少し離れた場所だと紐を長くしておかないと届きません。
毎回首にかけたり外したりするのはヘルメットが邪魔で面倒だと思うこともあると思います。
その時に便利なのが、ワンタッチカプラです。
ストリッパーと紐の間にワンタッチ式のカプラを取り付けておけば、簡単に脱着可能になりますよ。
ストリッパーに穴を開けたりしないとダメですが、VAストリッパーや、ワイヤーストリッパーの両方に同じ細工をしておけば、ワンタッチで交換する事も可能です。
ワンタッチカプラは、百均にも置いていると思うので、試してみてはいかがでしょうか。
私のオススメ工具
まとめ
今回はワイヤーストリッパーホルダーを紹介しました。
このホルダーは電気工事士をされている方にしか必要のないホルダーだと思います。
腰ベルトに装着させ、腰袋をフリーに使いたい方にはオススメなホルダーです。
検討されてみてはいかがでしょうか。
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