こんにちは、長島です。
今回は『シャープナー』を紹介します。
両刃のナイフを研ぐ工具です。
シャープナーを選ぶ時の参考にしてくださいね。
シャープナーとは
刃の切れが悪くなった時に、刃を研ぐ工具です。
粗目やで研いだあと、仕上げ目で仕上げます。
V型刃なら何でも研げる優れものです。
サイズが小さいので携帯する事が可能です。
包丁には両刃と片刃がありますが、片刃の包丁には適していないので、使用しない方がいいですよ。
このシャープナーは、両刃専用の研ぎ器になっています。
シャープナーの種類
■ メーカー
・ DENSAN(ジェフコム株式会社)
・ jonishi(上西産業株式会社)
・ KAI(貝印株式会社)
・ Kakusee(株式会社カクセー)
・ KATAOKA(株式会社片岡製作所)
・ KYOCERA(京セラ株式会社)
・ NANIWA(ナニワ研磨工業株式会社)
・ SHIMOMURA(下村工業株式会社)
・ SUEHIRO(株式会社末広)
・ YOSHIKIN(吉田金属工業株式会社)
他にも沢山あると思いますが、シャープナーを販売している代表的なメーカーを記載しています。
■ 目の種類
・ 粗目
・ 仕上げ目
携帯用のシャープナーにはこの2種類しかありません。
粗目で研いだ後、仕上げ目で整えます。
■ サイズ
・ 長さ 76mm~127mm
・ 幅 40mm~59mm
・ 厚み 15mm~24mm
・ 重さ 36g~45g
サイズはあまり大きくありません。
重さも50gもないので、ツールバックに入れていても気にならないサイズです。
■ その他の機能
・ ダイヤモンドシャープナーロッド
本体底面に装備されているので、ロッドを反転させて取り出します。
波型刃や細かい部分を研ぐ時に便利です。
シャープナーのメリット・デメリット
砥石と比べてみました。
■ メリット
・ 水がいらない
水もオイルも必要ありません。
そのまま研ぐ事ができます。
砥石の場合には、数時間水に浸けておく必要があります。
・ 簡単に研げる。
研ぐのに慣れていない方でも簡単に研ぐ事ができます。
砥石は研ぐのにコツが必要ですが、シャープナーだと誰でも簡単に研げますよ。
・ 持ち歩ける。
軽くて小さいので、携帯する事も可能です。
しかし、シャープナーを持ち歩く事はしないと思います。
ツールバックに入れて置く事で、いつでも使用する事が可能になります。
■ デメリット
・ 片刃には使用できない。
シャープナーは両刃専用の研ぎ器です。
片刃包丁などの刃には使用しないでください。
片刃を研ぐと逆に切れが悪くなる場合もありますよ。
・ 鋭く研げない
砥石よりも鋭く研ぐ事ができません。
包丁みたいに鋭く研ぎたい場合には、砥石を利用した方がよいと思います。
私は以前、少しの間だけですが、精肉を切っていました。
その精肉店でも砥石やシャープナーが置いていましたが、砥石で研いだ方が鋭く研げていたような気がします。
一時的に切れを復活させるには、シャープナーでも問題ありませんが、長く持続させるのは厳しいのではないでしょうか。
シャープナーの使い方
電工ナイフを研ぐ場合
① シャープナーを台の上に置く。
台にあてて動かないように固定してください。
空中でも使用する事ができますが、台の上に固定させた方が安定すると思います。
② 粗目に刃をあてる。
電工ナイフの根元にシャープナーをあてます。
右利きの場合には、左手にシャープナーを持ち、右手に電工ナイフを持ちます。
③ 刃を研ぐ。
根元にあてた電工ナイフを手前に引き、刃を研ぎます。
ナイフを研ぐ方向は、一方通行です。
前後には動かすと切れが悪くなる場合もあります。
必ず奥から手前に引くように研いでくださいね。
④ 繰り返します。
数回~数十回、これを繰り返します。
刃の状況に合わせて繰り返してください。
⑤ 仕上げ目で研ぐ。
電工ナイフを仕上げ目で研ぎます。
粗目と同じように、電工ナイフを根元にあて、引っぱるようにして研ぎます。
⑥ 繰り返します。
粗目と同様に、数回~数十回繰り返します。
刃の状況に合わせて繰り返してください。
⑦ 切れを確かめる。
不要な紙で切れを確かめます。
切れが悪いと感じたら、粗目から研ぎなおしてください。
以上、シャープナーの使い方でした。
■ 注意する事
先ほども言いましたが、刃を研ぐ方向は一方通行です。
電工ナイフを奥に送る時は、少し浮かせるイメージで送ってください。
私のオススメ工具
まとめ
今回はシャープナーを紹介しました。
両刃になっているナイフや包丁を研ぐ工具です。
他にも、カッターナイフも研ぐ事が可能です。
携帯用のシャープナーは、水もオイルも必要ないので、切れが悪いと感じたら、その場で研ぐ事が可能です。
誰でも簡単に研ぐ事ができるので便利だと思います。
検討してみてはいかがでしょうか。
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