ケーブルベンダーの種類と使い方! 太い電線を曲げる時に便利

DENSAN ケーブルベンダー ND-250M




こんにちは、長島です。

今回は『ケーブルベンダー』を紹介します。
太い電線を曲げたい時に便利なのがケーブルベンダーです。

工具を選ぶ時の参考にしてくださいね。

ケーブルベンダーとは

太い電線を曲げる時に使用する工具です。

太い電線を手で曲げようと思っても、簡単には曲げる事ができません。
しかし、ケーブルベンダーを利用する事で、簡単に曲げる事が可能ですよ。

DENSAN ケーブルベンダー ND-250M
出典元:ジェフコム株式会社

電気工事士が主に使用する工具ですが、分電盤やキュービックル内での結線に使用しています。

私も電気工事をしていますが、あまり使用した事がありませんが、100sq以上の電線を曲げる時には便利だと思っています。 

ケーブルベンダーの種類

■ メーカー

・ DENSAN(ジェフコム株式会社)
・ MARVEL(株式会社マーベル)

他にも沢山あると思いますが、ケーブルベンダーを販売している代表的なメーカーを記載しています。

■ 材質

・ スチール製

スチール製しか見たことがありません。

■ ケーブルベンダーの内径と使用できるサイズ

・ φ21 - 80sq~125sq
・ φ27 - 250sq
・ φ37 - 500sq

メーカーによっても異なりますが、上記3種類があります。
使用頻度が多いサイズを選んでくださいね。

■ サイズ

・ 長さ
340mm~400mm

・ 重さ
250g~500g

そんなに大きなサイズではありません。

ケーブルベンダーのメリット・デメリット

ケーブルベンダーを利用しなかった場合と比べてみました。

■ メリット

・ 簡単に曲げられる。
ケーブルベンダーを取付ける側は、ケーブルを抑える方です。

・ 90°の曲がりがきつく曲げられる。
手で曲げようとしても90°の曲がりが大きくなってしまいます。
ケーブルベンダーを利用する事で、より曲がりがきつく曲げられます。

■ デメリット

・ 高価
1本あたり9000円もします。
各サイズ揃えようとすると27000円もしてしまいます。
なかなか手が出せないですよね。

ケーブルベンダーの使い方

■ 曲げ方

・ S曲げ

DENSAN ケーブルベンダー S曲げ自在
出典元:ジェフコム株式会社

・ 45°曲げ

DENSAN ケーブルベンダー 45°曲げ
出典元:ジェフコム株式会社

・ 90°曲げ

DENSAN ケーブルベンダー 90°曲げ
出典元:ジェフコム株式会社

ジェフコム株式会社のカタログを参考にさせていただきました。
上記、3種類があります。

■ 使い方

・ 先端が長い場合
先端を手に持ち、固定したい方をケーブルベンダーで抑えて曲げます。

・ 先端が短い場合
先端側も、固定したい側も、ケーブルベンダーで曲げます。
2本のケーブルベンダーを利用すると簡単に曲げられると思います。

上記、2種類の使い方があります。

ケーブルベンダーが1本しかなくどうしても曲げたい場合は、抑える方にケーブルベンダーで固定して、曲げる側にケーブルが入る配管を入れて曲げる事も可能です。

その時は、配管の口元にウエス等で養生して、ケーブルが傷付かないようにしてくださいね。

私のオススメ工具

まとめ

今回はケーブルベンダーを紹介しました。

手で曲げられないサイズの電線が、ケーブルベンダーを利用する事で、曲げられます。

手で曲げるよりも90°の角度がきつく曲げられますよ。

検討してみてはいかがでしょうか。

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