こんにちは、長島です。
今回は『脚立ソックス』を紹介します。
脚立の脚の養生材です。
工具を選ぶ時の参考にしてくださいね。
脚立ソックスとは
脚立の脚に取付けて、床がキズ付かないようにする養生材です。
新築工事で、床が仕上がっている場所で使用しています。
屋外での作業時には外すようにしてください。
キャタツソックスがない場合は、脚立の脚にダンボールや軍手を巻きつけて、ビニルテープで巻いて固定しています。
脚立も屋内用・屋外用と分けて使用していれば養生を外す事はないのですが、屋内で脚立に養生していて、屋外で使用すると養生が汚れたり、外れたりします。
屋外で使用した脚立を屋内で使用する場合だと、養生を巻き直さなければならなく、とても面倒です。
このような場合に便利なのがキャタツソックスです。
屋外で脚立を使用する時はキャタツソックスを外し、屋内で作用する時には取付けるだけです。
脱着がとても簡単ですよ。
汚れた場合には、洗う事も可能です。
脚立ソックスの種類
■ メーカー
・ DENSAN(ジェフコム株式会社)
・ MARVEL(株式会社マーベル)
他にもあると思いますが、脚立ソックスを販売している代表的なメーカーを記載しています。
■ 素材
・ ポリエステルキャンバス
素材がポリエステル製なので洗濯が可能です。
汚れてしまった場合にも安心ですね。
■ 固定方法
・ ゴム
・ ゴム+ひも
固定用のひもが、付いているタイプと付いていないタイプの2種類があります。
ゴムだけの方は新しい時には、ゴムが利いているので簡単には外れないと思いますが、長く使っているとゴムが劣化して伸びてしまいます。
延びたゴムでは、脚から外れてしまう可能性があるので、長く使いたい方にはひも付きがオススメです。
ゴムだけよりも抜けにくいです。
■ すべり止め
・ なし
・ あり
底面に凸凹が付いているのがすべり止めです。
脚立がすべる事はあまりありませんが、付いている方が良いと考えます。
ただし、床がキズ付きやすい素材のタイプならすべり止めがない方が良いです。
よく検討されてくださいね。
■ 取付けられるサイズ
・ 60×80
ほとんどの脚立の脚には取付ける事が可能です。
はしごには取付けられないので、勘違いされないでくださいね。
■ サイズ
・ 幅 85mm
・ 奥行 75mm
・ 高さ 140mm
・ 重さ 28g~31g
上記のようなサイズになっています。
あまり大きくもなく、重たくもありません。
普段は作業車に入れて置いて、使いたい時にサッと出せる場所に保管しとくと便利ですよ。
■ 色
▪ DENSAN
・ イエロー
・ ブラック
・ オレンジ
▪ MARVEL
・ レッド
・ グリーン
メーカーによって色が違います。
お好みで選んでいいと思いますよ。
脚立ソックスのメリット・デメリット
軍手を巻いた時と比べてみました。
■ メリット
・ 着脱が簡単。
脚の下からスポッと入れるだけです。
・ 洗って使用できる。
汚れた場合にも洗う事ができるので安心です。
■ デメリット
デメリットは特にありません。
軍手や段ボールで養生すると、屋外で作業した後に屋内に戻る時には、養生をやり直さなければなりません。
養生するのもとても面倒なので、簡単に着脱できるキャタツソックスがあれば便利です。
脚立ソックスの使い方
■ 巾着タイプの場合
① 脚立を立てる。
寝かせて付けた方が簡単ですが、立てた時よりも床がキズ付きやすいので、立てたまま付けた方が良いと思います。
② 脚を浮かせる。
脚立の一段目の下に膝を入れると、脚立を持つ必要がありません。
両手で作業できますよ。
③ 脚にキャタツソックスを被せる。
下から入れてください。
④ 巾着をしぼる。
ひもを引っぱりロックさせて固定します。
外す時には、ロックを緩めてください。
以上、キャタツソックス巾着タイプの使い方でした。
巾着タイプ以外の場合は、脚立の脚にキャタツソックスを被せるだけです。
脚立を移動される時には、キャタツソックスが何かに引っかかった場合、簡単に抜けてしまいます。
移動中は気を付けてくださいね。
巾着タイプの場合は、ひもでグッと絞れるので抜けにくいです。
外す時には、ロックを緩めてからキャタツソックスを外してくださいね。
私のオススメ工具
まとめ
今回は脚立ソックスを紹介しました。
脚立の脚に取付けて、床がキズ付かないようにする養生材です。
新築工事や屋内で使用しています。
綺麗な部屋に脚立を立てる時には必要だと思うので、検討してみてはいかがでしょうか。
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