ドリルビットの種類と使い方! インパクトドライバにワンタッチで装着し穴あけ

ドリル 六角シャンクタイプ




こんにちは、長島です。

今回は『ドリルビット』を紹介します。
インパクトドライバにワンタッチで装着できるドリルです。

ドリルビットを選ぶ時の参考にしてくださいね。

 

ドリルビットとは

インパクトドライバにワンタッチで装着できるドリルです。

ドリルの根元)が、6.35mmのビットタイプになっているので、ワンタッチで装着する事ができます。

ドリル 六角シャンクタイプ

一般的なドリルはビット部分がないので、必ずチャックハンドルで締付ける必要があります。

 

ドリルビットの種類

■ メーカー

・ ANEX(株式会社兼古製作所)
・ SUNCO(サンコーインダストリー株式会社)
・ VESSEL(株式会社ベッセル)

他にも沢山あると思いますが、ドリルビットを販売している代表的なメーカーを記載しています。

■ ドリルビット種類とサイズ

▪ 鉄工用

・ サイズ 1.0mm~13.0mm
・ 長さ 72mm~130mm

少し前までは6.5mmまでしかありませんでしたが、最近ではサイズも大きくなり13.0mmまであります。

大きなサイズだと、穴をあける時にビットに負荷がかかります。

ビットが折れやすくなると思うので、負荷をかけ過ぎないように注意して使用してくださいね。

ドリル 六角シャンクタイプ

▪ コンクリート用

・ サイズ 3mm~6.5mm
・ 長さ(通常タイプ) 102mm~122mm
・ 長さ(ロングタイプ) 152mm~172mm

主に小さめの穴をあける時に使用しています。

プラグアンカーと呼ばれるAYプラグや樹脂製のプラグ、それにプラグレスビス(一発ビス)の下穴に使用する事が多いです。

プラグのサイズに合った、ドリルを選んでください。
サイズに合ったドリルであけないと、堅固に固定できません。
不安な場合には、プラグの箱に下穴のサイズが記載していると思うので、確認されてから穴をあける事をオススメします。

■ ビットドリルのタイプ

・ 一体型
・ 分離型

上記、2種類があります。

一体型はその名の通り、キリ先からビットまで一本ものでできているタイプで、分離型はキリ先とビットの根元が分離されているタイプです。

分離型の方が安価ですが、穴をあける時に負荷がかかり過ぎると空回りしてしまいます。

1度空回りしてしまうとドリルの機能が果たせません。
穴があけられなくなるので、注意されてくださいね。

 

ドリルビットのメリット・デメリット

通常のドリルと比べてみました。

■ メリット

・ 装着が簡単。
インパクトドライバに取付ける場合には、ワンタッチで装着できます。
インパクトドライバにドリルを取付けたい場合には、ドリルチャックが必要です。

・ 腰道具にぶら下げられる。
ビットホルダーに収納すると、腰道具にぶら下げて持ち歩けます。
常に持ち歩くと、すぐに使えるので便利ですよ。

■ デメリット

・ 高価。
ドリルよりも高価です。
値段が倍以上もしてしまいます。

・ 種類が少ない。
ドリルは1mm以下から13mmまで、0.1mm単位であります。
しかしドリルビットは、小さいサイズ0.1mm単位でありますが、サイズが大きくなると数mm単位でしかありません。
精密機器を作っている方なら必要ですが、建築現場ではそこまでの精度は要求されていないと感じます。
数mm単位でも問題ないと思いますよ。

 

ドリルビットの使い方

インパクトドライバに装着させる場合

① インパクトドライバの差込口を引っぱる。

② ドリルビットを入れる。

③ 差込口を離す。

以上、インパクトドライバに装着させる手順でした。

インパクトドライバの差込口は6.35mmで、ドリルビットのサイズも6.35mmになっています。

ドリルビットはインパクトドライバにワンタッチで装着できるのでとても便利です。

簡単に装着できるので、多くの電気工事士の方が使用されていますよ。

■ 注意する事

ドリルビットには、分離型と一体型の2種類があります。

分離型が少し安価ですが、穴をあける時に負荷をかけ過ぎると継ぎ目で空回りするようになります。
一度空回りすると修理する事は難しいと思います。
新品だと大丈夫だと思いますが、長く使用していると継ぎ目で空回りするようになります。
太いサイズやステンレスなど硬い素材のものには、使用しない方がよいと思いますよ。

 

私のオススメ工具

■ 鉄工用

■ コンクリート用

 

まとめ

今回はドリルビットを紹介しました。

ドリルビットには、鉄工用とコンクリート用の2種類があります。

作業性が良いので、私も鉄工用のドリルビットを持っています。
常時持ち歩くにはドリルビットが便利ですが、1本あたりの単価が高くなります。
しかし作業性を重視される方には、一体型のドリルビットがオススメです。
沢山穴をあける場合には、普通のドリルが安価なのでよいと思いますが、腰道具にぶら下げる事ができません。
メリット・デメリットに記載している事を考慮して選んでみてくださいね。

 

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