こんにちは、長島です。
今回は『圧着ペンチホルダー』を紹介します。
胴ベルトに装着して、圧着ペンチを収納できるホルダーです。
工具を選ぶ時の参考にしてくださいね。
圧着ペンチホルダーとは
圧着ペンチを腰道具に装備させたい時に、使用するホルダーです。
圧着ペンチは電気工事士しか使用しない工具なので、圧着ペンチホルダーも電気工事士の方が使用するホルダーです。
圧着ペンチは少し重いので、腰袋に入れるとバランスが悪くなります。
ホルダーに収納する事で、腰道具のバランスがよくなりますよ。
ペンチやニッパより使用頻度が低いので、背中付近に取り付ける事をオススメします。
圧着ペンチホルダーの種類
■ メーカー
・ DENSAN(ジェフコム株式会社)
・ FUJIYA(フジ矢株式会社)
・ MARVEL(株式会社マーベル)
他にも沢山あると思いますが、圧着ペンチホルダーを販売している代表的なメーカーを記載しています。
■ 素材
・ 革製
・ ポリエステル製
圧着ペンチホルダーの素材は2種類あります。
ポリエステル製を使用している人が多いようです。
■ 取付け方
・ スライド式
ベルトに通して装着するタイプです。
私の知る限り、圧着ペンチホルダーはスライド式しかありません。
取り付ける時に胴ベルトを通して装備させます。
圧着ペンチホルダーのメリット・デメリット
革製とポリエステル製を比べてみました。
■ 革製
▪ メリット
・ 熱に強く、耐久性がある。
火を使う場所で使用しても破れる事はありません。
革製なので焦げる事があっても破ける事はありません。
ポリエステル製よりも耐久性があるので、長く使用したい方にはオススメです。
▪ デメリット
・ 高価
ポリエステル製よりも高いです。
定価で3倍近くします。
・ 重い
ポリエステル製よりも少し重いです。約2倍の重さがあります。
・ 乾きにくい
革製なので乾きにくいです。
一度雨に濡れると、乾くまでに時間がかかると思います。
■ ポリエステル製
▪ メリット
・ 軽い
革製よりも軽く、雨に濡れても乾きやすいです。
外で作業される方には、ポリエステル製をオススメします。
▪ デメリット
・ 熱に弱い
ポリエステル製なので、熱に弱いです。
火を使用している場所で腰道具に取り付けていると、知らないうちに熱い部分に触れる事がありますが、その場合破れてしまう可能性があります。
圧着ペンチホルダーの使い方
圧着ペンチをホルダーに収納させるだけなので、使い方を説明しなくても分かられると思います。
胴ベルトに取り付ける位置は、圧着ペンチが少し重いので、左右どちらかの脇にホルダーを取り付けるとバランスが悪く、重い感じがすると思います。
腰道具はバランスがいい方が使いやすいと思いますので、体の後ろ側になるように取り付けるのがバランスいいと思いますよ。
■ 圧着ペンチホルダーの代替品
圧着ペンチホルダーの代替品としてオススメなのが、ハンマーホルダーです。
圧着ペンチを腰道具に常時装備させたい方には、ホルダーに収納させた方がいいと思いますが、常時使用しない方には、ハンマーホルダーに収納させてみてはいかがでしょうか。
私は、圧着ペンチホルダーを使用しないで、ハンマーホルダーに収納させて使用しています。
ハンマーホルダーは金属製なので、壊れる事はありませんし、熱で破ける事もありませんよ。
仕事内容によっても変わりますが、一般電気工事をしている方でも、圧着ペンチは結線する時にしか使用しないと思います。
ハンマーホルダーでも十分だと思いますよ。
私のオススメ工具
まとめ
今回は圧着ペンチホルダーを紹介しました。
圧着ペンチをホルダーに収納させたい方にはオススメのホルダーです。
MARVELのマルチポケットMDP-87ARは、圧着ペンチの他にも、ストリッパーと呼ばれる電線の被覆を剥く工具を収納させる事もできます。
兼用できるので、オススメです。
頻繁に結線する方は、ホルダーに収納させると方が便利だと思いますので、検討されてはいかがでしょうか。
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