ドライバーホルダーの種類と使い方! プラス・マイナスドライバーを収納

DENSAN ドライバーホルダー ND-953(ドライバー入)




こんにちは、長島です。

今回は『ドライバーホルダー』を紹介します。
胴ベルトに装着して、ドライバーを収納するホルダーです。

工具を選ぶ時の参考にしてくださいね。


ドライバーホルダーとは

電気工事士の七つ道具の一つ、ドライバーを収納できるホルダーです。

1本差し・2本差し・2本差し+ペンチ二丁差し等があります。
電気工事士には必需品ですよ。

ただし、腰袋に収納させる方には不要です。
DENSAN 腰袋 ND-863やJND-863は、腰袋の外側にドライバーを差せる所があります。
そこに収める人には不要です。

私はこの腰袋を使用していますが、他の工具を差すので、ドライバーホルダーは装備しています。

ドライバーホルダーの種類

■ メーカー

・ DENSAN(ジェフコム株式会社)
・ FUJII DENKO(藤井電工株式会社)
・ FUJIYA(フジ矢株式会社)
・ KAKURI(角利産業株式会社)
・ KOZUCHI(株式会社コヅチ)
・ MARVEL(株式会社マーベル)
・ TAJIMA(株式会社TJMデザイン)

他にもあると思いますが、ドライバーホルダーを販売している代表的なメーカーを記載しています。

私はDENSANとダイワのドライバーホルダーを使用しています。

■ 素材

・ 革製
・ ポリエステル製
・ ソフトプラスチック製(EVA樹脂製)

ドライバーホルダーの素材は3種類あります。
昔は革製を使用している方が多かったですが、今はポリエステル製を使用している方が多いです。

私は革製とポリエステル製を持っており、腰道具を使い分けています。

■ ドライバーホルダー

▪ ダイワ ドライバホルダー HD221B
ドライバーホルダー(プラス・マイナスドライバー入り)

ダイワ ドライバホルダ HD221B(ドライバ入)

▪ 腰道具に装着した状態

腰道具 ドライバーホルダー

▪ DENSAN 3丁吊 ND-953
ドライバーホルダー(プラス・マイナスドライバー入り)

DENSAN ドライバーホルダー ND-953(ドライバー入)

▪ 腰道具に装着した状態

腰道具 DENSAN ドライバーホルダー ND-953

わかりづらいと思いますが、DENSAN ND-953は3丁吊になっています。
DENSANと表示している後ろに収納できますよ。
私はラジオペンチなど小さい工具を収納させることがあります。


ドライバーホルダーのメリット・デメリット

ドライバーホルダーの革製とポリエステル製を比べてみました。

メリット・デメリットは、ペンチホルダーと同じです。

ペンチホルダーのメリット・デメリットを見ていない方もいらっしゃるかと思うので、記載しておきます。

■ 革製

▪ メリット

・ 熱に強い。
熱い場所に触れても溶けたり、破れたりしません。

・ 耐久性がある。
革製なので少々の事なら破けません。

▪ デメリット

・ 雨に濡れると乾きにくい。
1度濡れると乾くのに時間がかかります。

・ ドライバーがホルダーに馴染むまで時間がかかる。
革は伸びるのに時間がかかるので、馴染むのに時間がかかります。

■ ポリエステル製

▪ メリット

・ 軽い。
革製と比べて、約半分の重さです。

・ 雨に濡れても乾きやすい。
外仕事で雨に濡れる事もありますが、比較的乾きやすいです。

▪ デメリット

・ 熱に弱い。
熱い所に触れただけで、溶けたり破けたりしません。

腰袋でも言いましたが、火を扱う場所で使用するのは革製がいいと思います。
熱くなった場所に触れると、ポリエステル製は溶けて破れてしまいます。
革製は焦げる事はあっても溶けたり破れたりすることはありませんよ。

ただし、革製もポリエステル製も、経年劣化で縫い目から破れる事はあります。
私が使用しているドラーバーホルダーは10年以上使用していますが、まだまだ健在です。
よほど使い方が荒くなければ、10年くらいは使用できますよ。


ドライバーホルダーの使い方

ドライバーを差すだけなので、使い方は特にありませんが、革製のドライバーホルダーを使用したい方にオススメな馴染ませる方法があるので紹介しますね。

■ ドライバーホルダーを早く馴染ませる方法

ドライバーホルダーもペンチホルダー同様に、昔ながらの革製もあります。
革製の良い所は、使えば使うほど味が出てきます。
ポリエステル素材の物は、あまり伸びませんが、革製は使い込めば馴染んで来ますよ。
新品のホルダーにドライバーを収めると、根元まで収まらなく不安定な感じがします。
それが長年使用していると、ドライバーの形に合わせて馴染んでとてもフィット感があるようになります。
このフィット感を早く出す方法を教えたいと思います。

① バケツに熱いお湯を入れます。

② バケツの中にドライバーホルダーを入れます。

③ 数分後、ドライバーホルダーを1度取り出して、ドライバーをホルダーに差し込みます。
グッと奥まで差し込んで下さい。

④ ドライバーを差したまま、バケツに戻します。

⑤ 一晩そのままバケツに浸けておきます。

⑥ 次の日、バケツからドライバーの入ったドライバーホルダーを取り出し、日陰で乾かします。
その間もドライバーは入れたままですよ。

⑦ ドライバーを取り除き、ホルダーが乾くまで干しておきます。

以上、ドライバーホルダーを早く馴染ませたい方にはオススメです。

ですが、面倒な人はやらなくても、長く使用していると馴染んでくると思います。
最初はグッと押し込むように入れた方が、早く馴染んでくると思いますよ。

■ その他のドライバーホルダー

私が使用している腰袋はドライバーホルダー付きになっています。

腰道具 DENSAN 腰袋 ND-863 ドライバー入

ドライバーホルダーは腰道具に付けているので使用していませんが、作業内容によって様々な工具を収納させています。

参考までに、ボルト回しとプラス・マイナスドライバーを差してみました。
他にも、ボード開口用の引き廻しや小さいラチェットなどを差してもいいと思います。

もちろんドライバーを差してもいいと思いますよ。

DENSAN・FUJIYA・TAJIMAの腰袋は、ドライバーを差せるタイプがあります。


私のオススメ工具

まとめ

今回はドライバーホルダーを紹介しました。

ドライバーを収納するには便利なホルダーです。
1本差し、2本差しがありますが、プラス・マイナスドライバーを使用すると思いますので、2本差しをオススメします。

腰道具に沢山の工具を装備したい方には、2本差し+ペンチ二丁差しもあります。
1つのホルダーにペンチ・ニッパ・ドライバー2本を収納できます。
沢山の工具を腰道具に装備させたい方にはオススメです。

腰道具に沢山取り付けると腰道具が重くなります。
腰痛の原因にもなるので、ほどほどにした方が良いですよ。

今回紹介したドライバーホルダーも『ドライバーの種類』で紹介したように、いろいろなメーカーから出しています。
同じメーカーの同じシリーズで揃えた方が、見た目がいいと思います。

最近はEVA樹脂製の柔らかいものもあります。
見た事がないのでわかりませんが、カラフルな色があるので、自分好みの腰道具を作れますよ。

検討してみてはいかがでしょうか。




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