こんにちは、長島です。
今回は『はしご』を紹介します。
脚立で届かない高い場所での作業に便利な工具です。
工具を選ぶ時の参考にしてくださいね。
はしごとは
壁に立てかけて使用する工具です。
脚立で届かない高い場所で使用する事が多いです。
はしごの種類
■ メーカー
・ ALINCO(アルインコ株式会社)
・ Hasegawa(長谷川工業株式会社)
・ nakao(株式会社ナカオ)
・ Pika(株式会社ピカコーポレーション)
他にも沢山あると思いますが、はしごを販売している代表的なメーカーを記載しています。
■ 材質
・ アルミ製
・ アルミ合金製
昔のタイプはスチール製が多かったのでとても重かったですが、最近のはしごはアルミ製が多いので以前よりも軽くなっています。
■ はしごの種類と最大長さ
・ 一連はしご 2m~5m
・ 二連はしご 4.5m~10m
・ 三連はしご 4.9m~9m
・ 電工用1連はしご 1.8m~2.4m
はしごを最大に伸ばした時の長さです。
■ 最短長さ
・ 二連はしご 2.6m~5.6m
・ 三連はしご 2.3m~3.6m
たたんだ時の長さです。
一連はしごや電工用1連はしごは短くならないので、記載していません。
最大長さと同じ長さになります。
■ 伸縮機能
・ 伸縮機能が付いているタイプ
・ 伸縮機能が付いていないタイプ
脚立と同様に、伸縮機能が付いているはしごもあります。
よく利用されているはしごは伸縮機能が付いていませんが、中には伸縮機能が付いているタイプもありますよ。
■ はしごの重さ
・ 一連はしご 4.5kg~8.6kg
・ 二連はしご 10kg~26kg
・ 三連はしご 15kg~24kg
・ 電工用1連はしご 3.8kg~4.8kg
はしごの重さです。
メーカーや長さによっていろいろあると思います。
伸縮機能があるタイプか、ないタイプでも変わってきます。
■ 脚の形状
・ 角型
・ 丸型
一般的に多いのは、滑り止めが付いている角型です。
種類は少ないですが、丸型もあります。
はしごのメリット・デメリット
二連はしごと三連はしごを比べてみました。
■ 二連はしご
▪ メリット
・ 種類が沢山ある。
短いタイプから長いタイプまで沢山あります。
・ 三連はしごよりも長い。
二連はしごの方が、三連はしごよりも長いタイプがあります。
三連はしごの方が長いと思っていましたが、二連はしごの方が長かったのでビックリしています。
▪ デメリット
・ 車から飛び出る。
車に乗せる時には、キャリアに乗せると思います。
あまり長いタイプだと車よりも長いので、車体から飛び出てしまいます。
その場合は、赤い布をぶら下げてくださいね。
■ 三連はしご
▪ メリット
・ 短くたためる。
三連になっているので二連より短くたためられます。
▪ デメリット
・ 二連はしごよりも不安定。
継ぎ目が多い分だけ不安定になります。
特に上り下りする際に注意されてくださいね。
はしごの使い方
壁に立てかける場合
はしごは壁に立てかけて使用します。
① 壁に立てかける。
はしごを起こして壁に立てかけます。
壁に立てかけるまでが一番不安定なので注意されてくださいね。
不安だったら2人で立てかけた方が安全です。
② はしごを伸ばす。
立てかけたはしごを壁から起こしてはしごを伸ばします。
右側にひもがあるので引っぱります。
③ 止めたい場所まで引っぱる。
止めたい場所の手前まで引っぱります。
④ ロックをかける。
下の写真のようにロック機構が付いているで、必ずロックしていることを確認してくださいね。
⑤ 壁にたてかける。
以上、はしごの使い方でした。
はしごを使い終わった後にははしごを倒しますが、倒す前にはしごを短くしてください。
長いままだと重さも倍増するので、短い方が倒しやすいです。
起こす時と同様に、倒す時も2人での作業が安全ですよ。
■ はしごを使う時の注意点
① はしごから身を乗り出さないこと。
身体を乗り出すとバランスをくずして、はしごから落下してしまいます。
危険ですので身を乗り出さないようにしてください。
② はしごの上ではしごの位置を変えないこと。
位置を変えるとバランスが崩れてしまう恐れがあります。
危険ですので、位置の変更はしないようにしてください。
③ 荷物を持って、はしごを昇り降りしないこと。
バランスをくずして、落下してしまう可能性があります。
荷物の受け渡しにはロープを利用して、安全に昇り降りしてください。
両手が使える状態が理想的です。
④ はしごの立てかけ角度は75度にすること
立てすぎたり、ねかせすぎたりすると、はしご滑ってしまいます。
危険ですので、75度近辺での使用を心掛けてください。
⑤ 昇降時には補助者が支えること
はしごを昇り降りする時が一番危険だと感じています。
昇り降りする時には、補助者が支えるようにしてください。
以上、はしごを使う時の注意点でした。
この注意事項を守って安全に作業されてくださいね。
私のオススメ工具
まとめ
今回ははしごを紹介しました。
壁に近い高所作業に便利な工具です。
壁に立てかけて使用します。
検討してみてはいかがでしょうか。
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