はしごの種類と使い方! 壁に立てかけて高い場所での作業ができる




こんにちは、長島です。

今回は『はしご』を紹介します。

脚立で届かない高い場所での作業に便利な工具です。

工具を選ぶ時の参考にしてくださいね。

はしごとは

壁に立てかけて使用する工具です。

脚立で届かない高い場所で使用する事が多いです。

DENSAN 2段はしご HA-HD2-20-64
出典元:ジェフコム株式会社

はしごの種類

■ メーカー

・ ALINCO(アルインコ株式会社)
・ Hasegawa(長谷川工業株式会社)
・ nakao(株式会社ナカオ)
・ Pika(株式会社ピカコーポレーション)

他にも沢山あると思いますが、はしごを販売している代表的なメーカーを記載しています。

■ 材質

・ アルミ製
・ アルミ合金製

昔のタイプはスチール製が多かったのでとても重かったですが、最近のはしごはアルミ製が多いので以前よりも軽くなっています。

■ はしごの種類と最大長さ

・ 一連はしご 2m~5m
・ 二連はしご 4.5m~10m
・ 三連はしご 4.9m~9m
・ 電工用1連はしご 1.8m~2.4m

はしごを最大に伸ばした時の長さです。

■ 最短長さ

・ 二連はしご 2.6m~5.6m
・ 三連はしご 2.3m~3.6m

たたんだ時の長さです。
一連はしごや電工用1連はしごは短くならないので、記載していません。
最大長さと同じ長さになります。

■ 伸縮機能

・ 伸縮機能が付いているタイプ
・ 伸縮機能が付いていないタイプ

脚立と同様に、伸縮機能が付いているはしごもあります。

よく利用されているはしごは伸縮機能が付いていませんが、中には伸縮機能が付いているタイプもありますよ。

■ はしごの重さ

・ 一連はしご 4.5kg~8.6kg
・ 二連はしご 10kg~26kg
・ 三連はしご 15kg~24kg
・ 電工用1連はしご 3.8kg~4.8kg

はしごの重さです。
メーカーや長さによっていろいろあると思います。
伸縮機能があるタイプか、ないタイプでも変わってきます。

■ 脚の形状

・ 角型

DENSAN 2連はしご P2CSM-46 滑り止め
出典元:ジェフコム株式会社

・ 丸型

DENSAN 脚アジャスト式2連はしご PLG-44GD ドームジョイント
出典元:ジェフコム株式会社

一般的に多いのは、滑り止めが付いている角型です。
種類は少ないですが、丸型もあります。

はしごのメリット・デメリット

二連はしごと三連はしごを比べてみました。

■ 二連はしご

▪ メリット

・ 種類が沢山ある。
短いタイプから長いタイプまで沢山あります。

・ 三連はしごよりも長い。
二連はしごの方が、三連はしごよりも長いタイプがあります。
三連はしごの方が長いと思っていましたが、二連はしごの方が長かったのでビックリしています。

▪ デメリット

・ 車から飛び出る。
車に乗せる時には、キャリアに乗せると思います。
あまり長いタイプだと車よりも長いので、車体から飛び出てしまいます。
その場合は、赤い布をぶら下げてくださいね。

■ 三連はしご

▪ メリット

・ 短くたためる。
三連になっているので二連より短くたためられます。 

▪ デメリット

・ 二連はしごよりも不安定。
継ぎ目が多い分だけ不安定になります。
特に上り下りする際に注意されてくださいね。

はしごの使い方

壁に立てかける場合
はしごは壁に立てかけて使用します。

① 壁に立てかける。
はしごを起こして壁に立てかけます。
壁に立てかけるまでが一番不安定なので注意されてくださいね。
不安だったら2人で立てかけた方が安全です。

② はしごを伸ばす。
立てかけたはしごを壁から起こしてはしごを伸ばします。
右側にひもがあるので引っぱります。

MARVEL ひも
出典元:株式会社マーベル

③ 止めたい場所まで引っぱる。
止めたい場所の手前まで引っぱります。

④ ロックをかける。
下の写真のようにロック機構が付いているで、必ずロックしていることを確認してくださいね。

MARVEL ロック機構
出典元:株式会社マーベル

⑤ 壁にたてかける。

以上、はしごの使い方でした。

はしごを使い終わった後にははしごを倒しますが、倒す前にはしごを短くしてください。
長いままだと重さも倍増するので、短い方が倒しやすいです。
起こす時と同様に、倒す時も2人での作業が安全ですよ。

■ はしごを使う時の注意点

① はしごから身を乗り出さないこと。
身体を乗り出すとバランスをくずして、はしごから落下してしまいます。
危険ですので身を乗り出さないようにしてください。

② はしごの上ではしごの位置を変えないこと。
位置を変えるとバランスが崩れてしまう恐れがあります。
危険ですので、位置の変更はしないようにしてください。

③ 荷物を持って、はしごを昇り降りしないこと。
バランスをくずして、落下してしまう可能性があります。
荷物の受け渡しにはロープを利用して、安全に昇り降りしてください。
両手が使える状態が理想的です。

④ はしごの立てかけ角度は75度にすること
立てすぎたり、ねかせすぎたりすると、はしご滑ってしまいます。
危険ですので、75度近辺での使用を心掛けてください。

⑤ 昇降時には補助者が支えること
はしごを昇り降りする時が一番危険だと感じています。
昇り降りする時には、補助者が支えるようにしてください。

以上、はしごを使う時の注意点でした。

この注意事項を守って安全に作業されてくださいね。

私のオススメ工具

まとめ

今回ははしごを紹介しました。

壁に近い高所作業に便利な工具です。

壁に立てかけて使用します。

検討してみてはいかがでしょうか。

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