バールの種類と使い方! 釘を抜いたり、資材を上げる時に便利

バール




こんにちは、長島です。

今回は『バール』を紹介します。
重い物や堅い物をこじったり、上げたりする時に使用する工具です。

工具を選ぶ時の参考にしてくださいね。

 

バールとは

釘を抜く工具です。
テコの原理を利用して、釘を抜きます。

大工さんが主に使用している工具です。
他にも内装屋さんもしているのを見かけます。

釘を打つ時にはハンマーを利用しますが、ハンマーで打ち損なうと釘が曲がってしまいます。
曲がった釘を抜く時には、バールがあると簡単に抜く事ができます。
自宅でDIYする時にも便利ですよ。

私事ですが、十数年前に中古物件を購入しました。

家の作りが和風なので、トイレが小便器と大便器が分かれていました。
トイレは便座が楽なので取り付けようとしましたが、トイレが狭くて入りません。
便座を変えるなら、部屋を1つにするしかないと思い、扉を外し間仕切りを解体し、1つのトイレにしました。

素人なので上手にはできませんでしたが、なんとか完成して現在も使用しています。

間仕切りを解体したり、扉を外す時にもバールがあったので、とても重宝しましたよ。

ペンチやニッパでも釘を抜く事は可能です。
しかし、力が必要なのと、ペンチやニッパが傷んでしまします。
工具には適正があるので、釘を抜く時はバールが最適です。

バールは大きければ大きいほど楽に釘を抜けますが、使いやすい長さがあります。

自宅のリフォームやDIY をするなら、長さは200mm~400mmくらいが使いやすいと思いますよ。

 

バールの種類

■ メーカー

・ BAKUMA(バクマ工業株式会社)
・ DOGYU(土牛産業株式会社)
・ MARVEL(株式会社マーベル)
・ SK-11(藤原産業株式会社)
・ TAKAGI(株式会社高儀)
・ ヒラタ(小山刃物製作所)
・ モクバ(小山刃物製作所)

他にも沢山あると思いますが、バールを販売している代表的なメーカーを記載しています。

■ バールの主な役割

・ 釘を抜く
・ 叩く
・ 削る
・ こじる
・ 寄せる
・ 持ち上げる

上記、6つの事ができます。

バールと言われて想像するのは、釘を抜く工具だと想像する方も多いのではないでしょうか。

解体屋さんは、家を解体する時に、バールを使用しています。
材木を叩いたりこじったりして解体しています。

他には、重量物の据え付けにも使用されます。
重量物を手で押したり引いたりするには、すごく力が必要です。
バールを利用する事で、数百キロの物を簡単に動かす事が可能です。

てこの原理ってすごいですね。

■ バールの種類

・ 釘抜き用
・ 型枠用
・ 目地用
・ コーキング剥がし用

バールと言ってもいろいろな種類があります。

■ 先端の種類

・ 割れているタイプ
・ 尖っているタイプ
・ 広がっているタイプ

上記、3タイプがあります。

私が知らないだけで他にもあるのかも知れませんが、私は上記3タイプしかしりません。

先端が割れているタイプは釘を抜くのに適しています。
尖っているタイプは、寄せたりこじったりする事に適しています。
広がっているタイプは、持ち上げたり寄せたりする事に適しています。

タイプによって使い方が変わるので、必要に応じて使い分けてくださいね。

■ 長さ

・ 120mm~1800mm

バールと言って想像するのは釘抜きだと思いますが、釘抜きだけで言えば400mmくらいまでの長さが使いやすいと思います。

短いタイプから長いタイプまであるので、使いたい場所や物に応じて長さを決めてくださいね。

解体屋さんや、重量鳶の方は長いタイプを使用しています。
解体屋さんは、家を解体する時に、叩いたりこじったりするので、大きめのバールを使用されている事が多いです。

■ 重さ

・ 55g~6000g
6000g(6kg)もあるバールは、長さが1800mmもあります。
重さは、長さによって変化するので、あまり気にしなくても良いのではないでしょうか。

 

バールのメリット・デメリット

釘を抜く時にバールを使わなかった場合

■ メリット

・ バール一本で抜ける。
ハンマーは利用しますが、他の工具は必要ありません。
バール一本で抜けます。

・ 壊れにくい。
バールはとても強く、鉄製で出来ています。
叩いたり投げたりしても壊れる事はほとんどありません。

■ デメリット

バールのデメリットを考えましたが思い浮かびませんでした。
デメリットはないと思います。

 

バールの使い方

■ 釘を抜く場合

① 釘にバールをあてハンマーで叩く。
釘は材木に根元まで入っています。
バールの先端をあて釘の頭を浮かせます。

② バールを根元まで入れる。
釘の頭が少し浮いたら、バールを根元まで差し込みます。

③ 釘を抜く
てこの原理で釘を抜きます。
長くて大きい釘は抜けにくいですが、40mmくらいの釘なら簡単に抜けると思います。

以上、バールの使い方でした。

もしバールを使わなかった場合、マイナスドライバー・ニッパ・ペンチの工具が必要です。

この工具を使った場合は、てこの原理では抜く事ができないので、釘を抜く時にはかなり力が必要になります。

 

私のオススメ工具

 

まとめ

今回はバールを紹介しました。

釘を抜く他にも、叩く・削る・こじる・寄せる・持ち上げるなど、色々な事ができる便利な工具です。

大工さんが主に使用されていますが、自宅でDIYする時にも便利だと思います。

検討してみてはいかがでしょうか。

 

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