ペンチの種類と使い方! 電気工事士の七つ道具

FUJIYA ペンチ(表)




こんにちは、長島です。

今回は『ペンチ』を紹介します。

電気工事士の七つ道具の一つで、とても大切な工具です。

ペンチを選ぶ時の参考にしてくださいね。

 

ペンチとは

電線や資材をつかんだり・曲げたり・切ったりする工具です。

出典元:amazon

電気工事をしている私には、とても必要な工具です。

腰道具に差していて、いつでも使用できるようにしていますよ。

 

ペンチの種類

■ メーカー

・ 3peake(株式会社スリーピークス技研)
・ DENSAN(ジェフコム株式会社)
・ ENGINEER(株式会社エンジニア)
・ FUJIYA(フジ矢株式会社)
・ HOZAN(ホーザン株式会社)
・ KEIBA(株式会社マルト長谷川工作所)
・ KTC(京都機械工具株式会社)
・ LOBSTER(株式会社ロブテックス)
・ MARVER(株式会社マーベル)
・ MERRY(室本鉄工株式会社)
・ TONE(TONE株式会社)
・ TOP(トップ工業株式会社)
・ TSUNODA(株式会社ツノダ)
・ VICTER(ビクター株式会社)

上記のように沢山のメーカーがあります。

他にもあると思いますが、ペンチを販売している代表的なメーカーを記載しています。

沢山あり過ぎて、どれを選んだらいいかわかりませんよね。

日本製の有名なメーカーを選べば大丈夫だと思います。

上記のメーカーは、すべて日本のメーカーです。

私はFUJIYAのペンチ一筋です。

■ 長さ

・ 150mm~250mm

私が使用してるのは、225mmのペンチです。

周囲の周囲では、200mmの長さのペンチを使っている方が多いです。

何故225mmのペンチを使っているのかと言うと、私が握力がない方だと思っているので、少し長めの方が力を入れなくても良いからです。

少しでも長い方がラクですよ。

▪ 型番表示が実際の長さが違う

ペンチの型番は長さの表示をしています。

例え

・ FUJIYA スタンダードペンチ 1800-200の場合
実際の長さは、200mmです。

型番が1800-200ですが、1800-200の200が長さです。

しかし

DENSAN 強力ウルトラペンチ DU-200の場合
実際の長さは220mmです。

このように型番だけ見ても、実際の長さより長いタイプもあるので、型番だけで判断せず実際の長さを確認してくださいね。

パッケージの裏側に、長さを記載している場所があります。
長さは重要なので、確認した方が良さそうです。

FUJIYAのペンチだけは型番表示と長さは、同じになっています。

■ 重さ

・ 180g~640g
幅広くあります。

180gの軽いタイプは、長さが150mmしかない短いタイプです。

それに対して

640gもあるタイプは、長さが250mmもある長いタイプです。

一般的には、200mmの長さで350gです。

このタイプが一番多いようです。

■ 機能

・ リーマー
・ ストリッパー
・ ハンマー
・ 圧着
・ ネジ廻し

上記、5種類の機能があります。

この中で不要だと思うのは、ストリッパーです。

ストリッパーの機能は、切断面に穴が開いていて、その穴で電線の被覆を剥く事ができるようになっています。

電線等を切断する時に、その穴に入ると切れ味が悪くなる感じがすると思うので、ストリッパーの機能は付いていないタイプをオススメします。

■ 切断能力

・ 鉄線
φ2.2mm~φ4.0mm

・ 銅線
φ2.6mm~φ6mm

・ VA線
1.6mm×3芯から2.6mm×3芯

・ ピアノ線(例外)
φ1.6mm~φ2.0mm

ペンチで切断するようなものを上げてみました。

タイプによって切断能力が違うので、確認した方が良さそうです。

MERRY 薄刃ペンチ 2060Uだけは、鉄線の切断ば不可になっています。

このようなペンチもあるので、気を付けてくださいね。

■ 私が使っているペンチ

▪ FUJIYA ペンチ 1100-225

FUJIYA ペンチ(表)

写真では大きさが分からないと思いますが、225mmあります。

私の知人が使用しているペンチの長さは、200mmのペンチを使用している人がとても多いです。

225mmのペンチも、最初は大きいイメージがありますが、使っていれば慣れてきますよ。

自分のお好みの長さで選んでくださいね。

最近では外国製のペンチも多く販売されています。

知人が使っていたので使わせてもらいました。

私が思った感想を、メリット・デメリットに記載しています。

 

海外製ペンチのメリット・デメリット

私が使っているペンチ(FUJIYA ペンチ 1100-225)と比べてみました。

■ メリット

・ 切れが良い。
VA電線を切った感じだと、切れ味が良かったような気がします。
同じ条件で比べてみないと、分からない程度だと思います。

・ 動きがスムーズ
ペンチは片側を持った時に、もう片方が自然に開いてくれるペンチが使いやすいです。
私が借りたペンチは、パッと開きましたよ。

▪ デメリット

・ 高価。
価格を聞いてビックリしたのですが、6000円もしたみたいです。
もちろん6000円くらいするペンチもあると思いますが、日本製のペンチ平均は、3500~4000円くらいだと思います。
価格は最も重要なので、考えものです。
購入する時は、よく検討してくださいね。

・ 重い
太くて重い感じがしました。
私のペンチも225mmあるので少し大きいですが、更に大きく感じました。
私の個人的な意見としては、日本製のペンチも外国のペンチに負けないくらい切れ味はいいと思います。
比べてみないと分からない程度だと思うので、日本製でも十分だと思います。

 

ペンチの選び方

■ グリップ

グリップはゴツゴツしてないタイプを選びましょう!

ペンチを握るグリップが、ゴツゴツしているタイプのペンチがあります。

滑り止めにゴツゴツしていると思いますが、ゴツゴツしていてもゴツゴツしていなくても、滑り止めには差はないように感じます。

お好みにだと思いますが、私の個人的な意見としては、あまりゴツゴツしていないペンチが良いと思います。

▪ 理由

何故かと言うと、必要以上にゴツゴツしていると、素手で握った時に、手が痛くなり強く握れないからです。

滑り止め程度のゴツゴツは良いのですが、必要以上にゴツゴツしていると強く握った時に痛いですよ。

手で持てる状況なら、素手で強く握って感触を確かめて下さいね。

■ 切断面

切断面の刃先に隙間がない事をチェックしましょう!

刃先を覗き込み、隙間がない事を確かめます。

刃に隙間があるペンチは、切れ味が悪いです。

メーカーも不良品がないように作っていると思いますが、100%ではないと思います。

購入する際は忘れずにチェックしましょうね。

▪ チェック方法

蛍光灯などの明かりがある方にペンチを向け、刃をあてた状態でのぞきます。

刃に隙間があると、刃の間に光が見えます。

光が見えるという事は、隙間がある証拠なので、不良品だという事になります。

使用しているペンチも同様に、チェックしてみてください。

隙間が多いと切れが悪くなっていると思うので、タイミングを見て交換した方がいいと思います。

 

ペンチの使い方

■ 使い方

・ 掴む。

ペンチ つかむ

・ 切る。

ペンチ 切断

・ 曲げる。

ペンチ 曲げ

他にも、叩いたり、こじったりできますが、ペンチの開閉が硬くなったりするので、あまりオススメできません。

■ 使う前にすること

新品を購入したときには、動きが悪いと感じると思います。

それをスムーズに動くようにするためのヒントです。

① ペンチの先端を、水に浸けます。

② ペンチを乾かします。

③ ペンチの先端を水に浸けます。

④ ペンチを乾かします。
これを数回繰り返すとサビが出てくると思います。
水よりも塩水が早くサビると思います。

⑤ ペンチを開閉
潤滑油を塗布し開閉させます。

ペンチの片側を持って、自然落下で全開解放すれば完了です。

新品はコーティングされているので、なかなかサビがでにくいと思います。

ですが、根気よく続けていると、サビが出てきます。

えっ?サビさせて大丈夫?

と思われると思いますが、ですが大丈夫です。

何故サビを出すのかと言うと、ペンチの動きをスムーズにする為です。

新品を購入してしばらくは動きが硬いです。

それを早くスムーズに動くようにするためにコツです。

スムーズに動くようになるには時間がかかります。

わざとサビを出し、ペンチを何回も開閉をさせる事で動きがスムーズになります。

最初はサビで硬いのですが、ペンチを何度も開閉 ➡ 潤滑油を塗布 ➡ ペンチを何度も開閉

これを何度も繰り返すと動きがスムーズになりますよ。

ペンチの片側を持って自然落下で全開解放すれば完了です。

錆びは潤滑油で取れるので安心して下さい。

切れにも影響はありません。

私はペンチを購入して、使用する前に必ずしています。

特に問題もなく、使用できていますよ。

 

私のオススメ工具

 

まとめ

今回はペンチを紹介しました。

ホームセンターに行くと、安価なペンチから高価なペンチまで沢山ありますよね。

安価なペンチを購入して失敗するよりも、日本製のメーカーを購入した方が間違いないと思います。

1度購入すると数年は使えます。長い人で10年は使っていると思います。

私のペンチは7年も使っています。

今回のペンチは7年も使用していますが、短い時で数日という場合もあります。

原因は・・・ショート(短絡)です。

活線の電線をペンチで切断すると、ペンチの刃部分でショート状態になりスパークしてしまいます。

ペンチをショートさせると、一発で刃が欠けてしまいます。

物をつかんだり、曲げたりはできても、切る事ができません。

そうなるとペンチとしても意味がなくなるので、廃棄するしかありません。

残念ですが、泣く泣く廃棄しています。

ショートだけは気を付けてくださいね。と言うよりは、活線の電線を扱わないで下さいね。

とても危険ですよ。

話は戻しますが、

私が使用しているペンチも、電線を切断する時に切れが悪くなってきた気がします。

7年も使用してきたので、買い替えを検討しています。
ですが・・・

いつものように、FUIJIYAの商品を購入すると思います。

皆さんが聞いたことのあるメーカーなら、間違いないと思います。

1度購入すると数年は使えます。長い人で10年は使用できると思いますよ。

私は毎日のように仕事で使っていますが、7年間も使用しています。

あまり使わない人だと一生物かも知れませんね。

安物を買って後悔しないようにして下さいね。

 

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