こんにちは、長島です。
今回は『リーマー』を紹介します。
穴をあけた時にできるバリを取除く工具です。
工具を選ぶ時の参考にしてくださいね。
リーマーとは
穴をあけた時にできるバリを取除く工具です。
穴をあけた時には、必ずと言っていいほどバリが出ます。
リーマーをかける事でバリが取除けますよ。
他にも、配管を切断した時にもバリがでますが、穴をあけた時と同様にリーマーをかける事でバリが取除けます。
種類は鉄・ステンレス・銅・アルミ・プラスチックなどに使用できます。
材質によって、ブレード(刃先)を交換して下さい。
例えば、鉄用のブレードでステンレスにリーマーをかけるとブレードの刃が傷んでしまいます。
ステンレスにはステンレス用のブレードを使ってくださいね。
リーマーの種類
■ メーカー
・ DENSAN(ジェフコム株式会社)
他にもあると思いますが、リーマーを販売している代表的なメーカーを記載しています。
■ バリ取りができる材質
・ 鉄
・ ステンレス
・ 銅
・ アルミ
・ 真鍮
・ 鋳鉄
・ 板金
・ プラスチック
上記、8種類があります。
1つのブレードで全ての材質に使用できるものはありませんが、ブレードの種類を変える事で、上記8種類の材質に対応できるようにしています。
■ ブレードの種類
・ 片刃 DKR-121
JEFCOM ジェフコム DKR-121 くるくるリーマー DKR121・ 両刃/左右回り DKR-122
・ 片刃/内外両面時バリ取り用 DKR-123
DKR-123 くるくるリーマー 交換用ブレード・ 片刃/ステンレス用 DKR-124
くるくるリーマー 交換用ブレード 03615687-001・ 内径用/使用範囲 1~16.5mm DKR-125
DKR-125 くるくるリーマー 交換用ブレード・ 外径用/使用範囲 4~18mm DKR-126
■ DENSAN リーマー ブレード適用材質表
ブレードの適用材質表です。
この表を元に、リーマーがかけられる材質を検討されてくださいね。
リーマーのメリット・デメリット
ヤスリと比べてみました。
■ メリット
・ 軽くて小さい。
本体の重量が40gしかありません。
腰袋のサイドポケットに入れていても邪魔にならない軽さです。
サイズも小さく、長さが145mmしかありません。
・ 丸でも四角でもバリ取りができる。
先端が自由に動くので丸でも四角での自由にバリ取りができます。
ヤスリだと使い分が必要です。
■ デメリット
・ 刃こぼれする。
強く押しつけると刃こぼれしてしまいます。
強過ぎず、弱過ぎずくらいの力加減が必要です。
刃こぼれした場合には、交換用ブレードがあるので、バリが取れなくなってきたらブレードを交換してください。
リーマーの使い方
■ 配管にリーマーをかける場合
① 配管にリーマーをあてる。
② リーマーを回転させる。
片刃の場合には、時計回りで回転させてください。
以上、リーマーの使い方でした。
とても簡単だと思います。
配管の内側をなぞるようにリーマー回すだけです。
バリが取れるまで数回まわして下さい。突起物がなくなればOKです。
小さいサイズの配管にリーマーをかけるのは簡単ですが、大きくなればなるほど難しくなります。
慣れるまでは、ゆっくり使用して下さい。
私のオススメ工具
■ 本体
■ 交換用ブレード
まとめ
今回はリーマーを紹介しました。
穴をあけた時や配管を切断した時には、バリ取りが必要です。
リーマーを利用する事で、素早くバリ取りができます。
とても便利だと思うので、検討してみてはいかがでしょうか。
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